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【俺ガイル】本物が欲しいの意味を考察!冷たくて残酷な悲しいだけの本物とは?

俺ガイルの「本物」考察は散々したけれど、八幡の言う「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」の意味は何だろう?

八幡の「残酷な方の本物」について考察してみましたよ!

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【俺ガイル】本物が欲しいという意味不明なキーワード

俺ガイルのアニメ2期の第8話では、八幡が意味不明な言葉を放ちました。

その言葉とは、「俺は、本物が欲しい」という言葉。

この「本物」という言葉については、みなさん、散々考察したのではないでしょうか?

 

私もその1人ですが、「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」を考察する前に、概要を振り返ってみたいと思います。

 

主人公である八幡は、上っ面で真意を隠して話す人々が好きではありません。

その決定的な信念を抱くようになったきっかけは、中学時代に好きになった折本に振られたという経験でしょう。

八幡は、優しく振る舞う折本をそのままで理解し、恋心を抱き、告白したわけですが、純粋な八幡の初恋は、哀れにもクラス内の笑い話となって砕け散ったという経験を持っています。

 

八幡が人を信用しなくなった理由は、これだけではないと思いますが、この折本に振られた経験が、八幡の性格がひねくれたものになったきっかけの1つであることには変わりないでしょう。

中学生の時の八幡は、見たもの全て、聞いた言葉全てを、ありのままに受け止めていたのです。

 

しかし、折本を始めとする周りの人間は、真意を隠して適当なことを発言するという事実に気がついた八幡は、ショックを受けることになります

好きなら好きで、それを言葉や行動の全てで表現すればいいし、嫌いなら嫌いで、それを言葉や行動の全てで表現すればいい話なのではないのか?

傷つけたくないから優しい言葉を言い、優しく振る舞う。

この素直ではない行動こそが、人を傷つけているという事実があることを、人々は分かっているのだろうか?

 

このような経験を経て、八幡は、人とのコミュニケーションを遠ざけ、若干人間不信になります。

高校生となり、人を単純には信じず、人との距離を保つことで、生きやすくなった八幡。

しかし、奉仕部に入ったことで、雪乃や結衣と出会い、人間関係の様々なことをさらに経験し、八幡の「人とのコミュニケーション」に関する信念が揺らぎだします。

 

そうして出た言葉が、「俺は、本物が欲しい」という言葉でした。

 

「俺は、人の言動を簡単に信じないようになったし、人と一定の距離を保つ生き方も確立させた。別にこれで問題はないし、辛い思いをすることもなくなった。だけど、だけど・・・俺は、やっぱり、本物が欲しい」

今まで、「人間とは素直で正直で単純であるべきだ」という信念を持つことを諦めていた八幡でしたが、人間の醜さとも言える上辺だけのコミュニケーションを取り繕う世界に自分を合わせて生きてきた。

本心を表現しない嫌いな人間にこそ自分はならなかったけれど、そういう人間が普通なのだと、理解するように努力してきた。

「だけど、だけどやっぱり、本心でぶつかり合ったっていいじゃないか」という八幡の気持ちが、「本物が欲しい」という言葉で表現されたのだと思います。

 

つまり、「本物が欲しい=本心を知りたい」ということを八幡は求めていたのではないかと思います。

 

【俺ガイル】「本物が欲しい」とは対照的な結衣の「全部欲しい」の意味を考察!

そんな八幡の「本物が欲しい」思いに対して、結衣からは「全部欲しい」という言葉が生まれました。

全部欲しいという意味は、八幡と雪乃と結衣の3人が、楽しい高校生活を友人として過ごせる環境だと思います。

 

結衣は、八幡のことが好きでした。

そして、雪乃が八幡を好きであることも、八幡が雪乃を好きであるかもしれないことも知っていました。

 

結衣にとって、雪乃は大切な友達。

雪乃を応援するつもりがないわけではないけれど、雪乃と八幡がカップルになってしまえば、結衣の大切な場所=3人の友人関係は崩れてしまう。

そう考えた結衣は、自分の恋愛を成就させることを諦める代わりに、雪乃にも恋愛成就を諦めてもらおうとしていたと私は思います。

 

その考えの結果として、本当は八幡と2人でデートしたかった水族館デートに雪乃を誘い、「好き」と伝える為に作った手作りクッキーを、「助けてくれたお礼クッキー」として、雪乃の前で八幡に手渡したのでしょう。

これらの行動には、「私は八幡とカップルになることを諦めるから、雪乃も諦めて、3人の友人関係を維持・継続しよう?」という思いが込められていたと思います。

そういう意味で、「私は全部欲しい=3人の友人関係をキープしたい」と、結衣は意思表示したのでしょう。 

 

雪乃は、その結衣の提案に、もう少しで乗っかるところでしたが、八幡がそれを止め、雪乃は自分で結論を出すべきだと言いました。

本当に友人関係を続けることが雪乃の願いなのか、それとも、八幡と友人以上の関係になることが雪乃の願いなのか、ここが、気になるポイントですよね。

いずれにしても、ここをはっきりさせるために、雪乃は、人の意見に流されず、自分のやりたいことを自分で理解できるように、トラウマを解消する行動に出たのでした。

 

【俺ガイル】雪乃が本物に辿り着くためのチャレンジ

しかし、雪乃が自分の本心=本物が分からなくなってしまった原因であるトラウマを解消するのは、勇気がいることでした。

そのトラウマとは、父親の跡継ぎをしたかったけれど、家族内では家の跡継ぎは雪乃の姉である陽乃に決まっていて、自分の思いは通らないと分かったふりをしてしまったことです。

雪乃は、跡継ぎとなりたい夢の実現が本当に不可能なのか確認する為に、アニメ3期の第1話にて、姉にその言えなかった思いを打ち明けることを覚悟します。

 

でも、この行動によって、「不可能かもしれない夢の実現」が、「不可能な夢の実現」という結果に変わってしまうかもしれません。

雪乃は、そうなった時、1人じゃ不安なので、ここで「奉仕部の依頼」を使いました。

雪乃のこの行動の結末を最後まで八幡と結衣に見届けて欲しいという依頼です。

 

こうして、八幡と結衣に支えられる形で、雪乃は自分の夢を追い続けていいのか、それとも諦めて新しい夢を見つけるのか、決着をつけようとしたのです。

この「当たって砕けろ」の精神で決着がつけば、過去を引きずらずに、新しい夢へと前進できると雪乃は考えているはずです。

そして、自分が八幡とどうなりたいのか、もしくは、結衣と同じように友人関係を続けたいのかどうか、自分のやりたいことが分かるはずと考えていると思います。

 

【俺ガイル】冷たくて残酷な悲しいだけの本物の意味を考察!

そんな流れできたアニメ3期第1話ですが、雪乃の依頼の内容をまだ知らない八幡から「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」という言葉が発せられました。

雪乃が「依頼」をしたいと言った時、八幡と結衣は雪乃の依頼に耳を傾けることになります。

しかし、そこで八幡と結衣は、それぞれ何やら覚悟を決めているような描写があり、八幡は、コーヒーを買いに行きます。

 

雪乃の依頼がついに明かされる。

おそらく、結衣は「雪乃の依頼内容によっては、3人の友人関係を楽しむ場が壊れてしまうかもしれない」と落ち込むような気持ちになったと思います。

その気落ちが、結衣の声のトーンダウンとして表現されていたと思います。

聞きたくないと恐れる気持ちもあるけれど、大事な友人である雪乃の依頼を心から手伝おうとする結衣の複雑な気持ちがあったことでしょう。

 

一方、八幡はコーヒーを1人で買いに行き、「確かな答えが終わりを告げるのだと知っている」と言い、「本当は冷たくて残酷な悲しいだけの本物なんて欲しくはないのだから」と続けます。

この「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」って、どんな意味なのでしょうか?

 

考察1:全てが壊れてしまうこと

八幡が言う、「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」とは、基本的には、「誰も何も得ない結果」だと思います。

もしかすると、雪乃が3人の関係をどうしたいかという本心を口にすることで、場合によっては、3人の関係が崩れてしまうこともあり得ます。

もしも雪乃が「八幡を好き」という趣旨のことを言えば、結衣は雪乃と八幡から遠ざかるかもしれないし、そうなれば、雪乃も気にしすぎて、八幡と一緒にいることはしないかもしれません。

 

さらに、結衣は八幡を避けるようになり、八幡と結衣の友好関係も壊れてしまうでしょう。

このように、雪乃も、八幡も、結衣も、恋人を得ることもなく、友達を失くすことになる最悪のパターンが、八幡の言う「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」かもしれません。

 

考察2:自分が振られること

八幡はこの時、雪乃のことを好きかもしれません。

自分で自覚しているかどうかは定かではありませんが、八幡が雪乃を好きである可能性は十分あります。

なので、「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」とは、雪乃が本心から「結衣と雪乃と八幡が3人でいること」を選ぶことかもしれません。

 

もしも八幡が「雪乃は俺のことが好きかもしれない」と少しでも思っていたとしたら、ここで雪乃に振られることで、「やっぱり俺は雪乃の言動を理解できていなかった!人はやはり人を欺く言動をするものだ!」と結構ショックですよね。

またしてもひねくれ八幡の信念に逆戻りです。

このショックが「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」だとするならば、八幡は雪乃の依頼が「八幡と友達でいたい」という結果の可能性を感じているということになりますね。

なので、八幡は単純に、雪乃の依頼次第では、八幡と雪乃の関係が進展するどころか、振られてしまうと考え、「冷たくて残酷な悲しいだけの本物」と言ったのかもしれません。

 

まとめ

今まで、「本物が欲しい=人の本心が知りたい」と思い続けてきた八幡でしたが、自分が期待する答えとは違う本心=本物を聞くことほど辛いことはありませんよね。

人の本心を知れなくても辛いし、知ったら知ったで辛いこともあると考える八幡。

それでもやっぱり、本心を知ることの方が大事だと、八幡は考えるのでしょうね。

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