映画「ハローワールド」のキャッチコピーは、「この物語(セカイ)はラスト1秒でひっくり返る」ですが、物語のラスト1秒に何がひっくり返るのか、最後のオチは結局何だったのか、結末をネタバレ解説します。
本当にラスト1秒の大どんでん返しに驚きましたね。
映画【ハローワールド】最後のオチ/ラスト1秒に何がひっくり返るのか結末をネタバレ解説
『HELLO WORLD』すごくいい意味で予想を裏切られたSFラブストーリー。まさかの連続が展開されるストーリーから丁寧に創り上げられたCGも良かったがやはり最後の展開が本当に凄かった…正しくラスト1秒で世界が変わった映画だった。 https://t.co/QpSRodoZgi
— 通りすがりの伊賀栗🍀🐕 (@FFFFigaguri) 2019年9月20日
ハロー・ワールド観に行って来た❗
— Ryoichi♨️🍶🧺 (@Zxvxy) 2019年9月20日
めっちゃ良かった‼️
ラスト驚いた‼️
超オススメです。 pic.twitter.com/6R7dcX9oMc
ラスト1秒でひっくり返るってとこ、一瞬理解が追いつかなかったw#ハローワールド pic.twitter.com/S9dJfOEfk1
— みだ🇳🇵 (@MidaYamada) 2019年9月20日
観てきました!🙌🙌🙌
— 2106bpm(つとむびーぴーえむ) (@TsutomubpmPhoto) 2019年9月20日
予告のキャッチ通りラスト1秒(正確にはラストシーン)でひっくり返りました😱😱😱#ハローワールド pic.twitter.com/8FU1XkTn8Z
映画「ハローワールド」のラスト1秒にひっくり返るのは、物語の視点です。
もっと詳しく言えば、「助ける人」と「助けられる人」の立場が、ラスト1秒でひっくり返ります。
物語をずっと見ていくと、ナオミという名の男性が、瑠璃という名の女性を助けようとしています。
しかし、物語のラスト1秒で、実は、瑠璃がナオミを助けようとしていたというオチが明かされます。
「ハローワールド」は、SF恋愛映画ですが、難しい要素も多いので、物語についていくのが精一杯で、最後のオチを想像することはかなり難しいのではないかと思います。
「難しいストーリーになんとかついてきた!いい話だった!けど少し切ない!けど、面白かった!・・・と思ったら、最後にどんでん返しが!!!」というような具合でラスト1秒まで楽しめるのが、映画「ハローワールド」なのです。
物語のラスト1秒で「助ける人」と「助けられる人」の立場が大逆転するので、映画を見終わった後に、「映画について語りたい」「もう一度映画を見たい」と感じるかもしれません。
「物語のラスト1秒で、ストーリーの視点をひっくり返す。」
野崎まどさんの優れた手法と言いますか、とても魅力的な物語の作り方だと思います。
この「ラスト1秒でひっくり返る」という最後のオチについて、さらに細かく解説していきます。
映画【ハローワールド】ラスト1秒でひっくり返る結末・最後のオチをネタバレ解説
映画「ハローワールド」の物語の主人公は、堅書 直美(かたがき なおみ)という男性です。
カタガキ ナオミは、瑠璃という名の恋人がいますが、瑠璃はナオミと付き合ってすぐに行った花火大会で、落雷の影響で脳死状態になってしまいます。
ナオミは、瑠璃を助ける為に、10年前のデータの世界にやってきます。
物語の中では、10年前の京都の全事象がアルタラと呼ばれるデータに残されているのでした。
瑠璃を花火大会の落雷事故から助ける目的で10年前のデータの世界にやってきたナオミは、データの世界を生きている10年前の堅書 直美に接触します。
10年前のデータにいる直美は、最初、10年後から来たナオミを不審に思いますが、ナオミが涙を流すのを見て、ナオミに協力することに決めます。
こうして、ナオミ(10年後)と直美(10年前)が協力して、不思議なカラスの力を使いながら、恋人の瑠璃を落雷事故から助ける物語が進んでいきます。
しかし、物語のラスト1秒に語られた最後のオチは、実は、ナオミ(10年後)がデータの世界をさまよっている存在で、現実の世界にいる瑠璃が、ナオミを助けようとしているというものでした。
「ハローワールド」の結末ネタバレ内容
脳死状態から回復したナオミは、病室で目を覚まします。
そばにいてくれたのは、愛する女性、瑠璃でした。
瑠璃の声を聞いたナオミは、データの世界の中で力を貸してくれていたカラスの声が、瑠璃の声だったことに気が付きます。
そして、意識がはっきりと覚めたナオミは、二度と会えないと思っていた瑠璃に再び会えたことを心から喜び、抱きしめます。
瑠璃の笑顔を愛おしむナオミなのでした。
ナオミ(10年後)は、実は脳死状態になっており、それをさらに先の未来に存在している瑠璃が、助けようとしていたのです。
ナオミが脳死状態から回復するには、精神と器の同調が必要でしたが、データの世界アルタラで瑠璃の為に行動したことで、ナオミの精神と器は同調することができました。
その結果、ナオミは脳死状態から回復することができたのでした。
結末・最後のオチが分かりやすい、直美の足取りの図はこちら↓です。
※「直美」は高校生の直美。
「ナオミ」は10年後のナオミ。
まとめ
映画「ハローワールド」は、キャッチコピーの通り、ラスト1秒という最後のオチに衝撃を与える物語です。
物語が少し切なく終わり、最後まで作品を見届けたかと思いきや、ラスト1秒で、助ける側だったナオミが、助けられる側だった瑠璃に助けられているオチがあるのでした。
このどんでん返しは、意外性が高く、「ハローワールド」はとても面白い作品だと思いました。
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