平成ロボットアニメ史にその名を轟かせたレジェンド作品「コードギアス」シリーズ。
その人気からアニメ本編だけじゃなく、スピンオフ作品も多数出ていることでも有名です。
しかしコードギアスに触れたことのない人にとっては、本当に面白いのか疑問を持つはず。
どれから見ていいかもわかりませんよね。
大丈夫、おかませください。
今回の記事では、コードギアスについて、見るべきか・どこから見ればいいのかを解説します。
【コードギアス】を絶対見るべき理由！
結論から言いますと、コードギアスは絶対見るべきです。
特に、ロボット系アニメが好きな人、大人気漫画家集団：CLAMPが好きな人、骨太なストーリーアニメが好きな人には絶対見てほしいアニメのひとつです。
ロボット系アニメといえば、機動戦士ガンダム制作のサンライズが有名ですよね。
コードギアスはそのサンライズ制作アニメなのです。
なので登場するロボットの躍動感が半端ないです。
また、登場人物のキャラクター原案は、あの有名なCLAMP先生です。
ツバサやカードキャプターさくら等、数々の名作を書き残されているレジェンド漫画家集団の描く端麗なキャラクターは、本当に「キレイ」という言葉に尽きます。
そして最大の見どころは骨太ストーリーです。
主人公が取り巻く環境と戦っていく中で得るもの、そして失うものが情緒深く描かれています。
【コードギアス】はどこから見ればいいの？
「なんか面白そう、さっそく見てみよう」
その心意気は、コードギアス好きからすると称賛に値します。
しかし少しお待ちください。
コードギアスは、どこから見てもいいわけではありません。
アニメではよくある「１話完結」シナリオではないからです。
コードギアスを見るのであれば、第１期の第１話から、きちんと順番に見ていくことを強く、強くお勧めします（大事なことなので「強く」と２回言いました。）
【コードギアス】を見るべき順番とあらすじを熱弁するよ！
コードギアスを見る順番は、第１期１話から順番に見ていくことがおすすめです。
しかし、見ていくからには、ある程度あらすじを知っておくとスムーズにコードギアスの世界観に没入できるというものです。
ここからは、コードギアスアニメ本編第１期と第２期のあらすじをご紹介します。
なるべくネタバレはなるべく控えたいと思いますので、どうぞお楽しみください。
コードギアス 反逆のルルーシュ 第1期
世界観としては、現実世界と少し似ている部分もある架空の世界において、「神聖ブリタニア帝国」が世界の３分の１を支配しています。
舞台は日本ですが、ブリタニア帝国が植民地にし「エリア１１」と呼ばれる地になっていて、日本人も「イレブン」と呼ばれ差別されています。
主人公：ルルーシュは実はブリタニアの皇子ですが、訳合って身分を隠して生活しています。
過去に母を殺され、そのショックで目も見えず体も不自由になった妹：ナナリーの未来を案じるルルーシュは、自分たち兄妹に理不尽を強いたブリタニアをぶっ壊して、ナナリーが安心して生きていく世界を構築するために反逆していくというストーリーです。
反逆のためルルーシュが得た「牙」は、ギアスという特殊能力です。
「ギアス」はルルーシュの瞳を見た者に絶対命令を与えるという能力。
ギアスを得たルルーシュは持ち前の頭脳を駆使して「黒の騎士団」というレジスタンス組織のリーダーとなり、自らを「ゼロ」と名乗って仮面をかぶり、ブリタニアに反逆していきます。
敵であるブリタニアの懐には、ルルーシュの幼馴染：枢木スザクが戦士として第一線で戦い、ルルーシュ側の黒の騎士団とも幾度となく戦っていきます。
基本的にルルーシュの行動原理は「ナナリーのため」です。
最初は順調に事が運びますが、なにかしらのボタンの掛け違いが少しずつ広がり、アニメ１期最終話ではその正体が露見・敵のラスボスである自身の父親に捕まってしまいます。
ルルーシュは学生という設定なので、学園生活模様や淡い恋愛エピソードなどほっこりする回も多く存在し、ゴリゴリの戦闘回だけじゃなく緩急がついていて、視聴者をあきさせません。
コードギアス 反逆のルルーシュ 第2期
コードギアスアニメ２期は、１期の続きです。
しかしルルーシュの何の変わりもなさそうな学園生活からのスタートとなります。
最愛の妹ナナリーがいなく、弟と名乗る少年：ロロがルルーシュの傍らにいるのです。
ルルーシュは１期最終でラスボスである父親に捕まり、記憶を改ざんされ、あちこちから監視されて生活していました。
しかし、ふとしたことがきっかけで記憶がもどり、ナナリーがいないことに激怒し、再び反逆を進めていきます。
たくさんのものを失いながらも、紆余曲折を経ながらも、最後まで「ナナリーの幸せのために」と粉骨砕身するルルーシュ。
最終回は涙なしには観られません。
【コードギアス】ナナリーinワンダーランド OVAは見るべき？
コードギアス「ナナリーinワンダーランド」は、公式スピンオフ作品となります。
アニメ１期・２期と観て、登場キャラクターにどっぷりハマった方は見るべきです。
妹思いのルルーシュがナナリーの何気ないお願いの応えて、コードギアス登場人物にギアスをかけて「不思議の国のアリス」化させていきます。
「コードギアス×不思議の国のアリス」という夢のコラボのおかげか、衣装等キャラデザが秀逸という評判です。
コードギアス本編のようなアクションシーンは無く、紙芝居のように静止画中心の展開となっています。
まさしく、ファンのためのスピンオフ作品でしょう。
【コードギアス】亡国のアキト 劇場版（1～5章）は見るべき？
亡国のアキトは、コードギアスの公式スピンオフ作品です。
かなりシリアス仕立てとなっています。
本編１期と２期の間の時間軸で、舞台はE.U.（ユーロピア共和国連合）がメインです。
主人公はルルーシュではなく、E.U.在住の少年兄弟物語となっています。
主人公が変わったからと言っても、わかりにくくなっていることはありません。
ギアスの存在やブリタニア、エリア１１，イレブンなど、本編の設定をのまま引き継いでいます。
そしてなんと、ルルーシュやスザクも登場します。
さらに、本編２期へつながる展開もあるという、なかなか見ごたえのある仕上がりです。
個人的には、本編を視聴した後に見てほしい作品です。
【コードギアス】反逆のルルーシュ 劇場版総集編三部作は見るべき？
劇場版総集編三部作（「Ⅰ興道」「Ⅱ叛道」と「Ⅲ皇道」）は、ぶっちゃけ見るべきです。
本編視聴済みの場合は「Ⅱ叛道」と「Ⅲ皇道」を見るべし！です。
理由は、「復活のルルーシュ」にあります。
劇場版三部作は、本編１期２期の総集編となっているので、視聴済みの方にとっては知っている内容がほとんどでしょう。
しかし、ⅡとⅢには本編には描かれていないシーンが含まれていたり、本編では死亡したキャラクターが生きていたりと、その上復活のルルーシュへの伏線が張られていたりもします。
だからと言って「Ⅰ興道」を観なくてもいいわけではありません。
実はこの劇場版三部作は、内容こそ本編のリメイク形式になっていますが、全セリフは新規でアフレコされているという驚きのやる気具合です。
本編を見てハマったファンにも、初めてコードギアスに触れる初心者にも楽しめる仕上がりなのです。
【コードギアス】復活のルルーシュは見るべき？
復活のルルーシュは、ぜひとも見るべきでしょう。
というのも、題名の通りルルーシュが復活するのです。
本編２期ラストで死亡したと思われていたルルーシュが、実は生きていて、それも復活するのですから、コードギアスファンにとっては涙無くしては見られないかもしれません。（言い過ぎ）
本編２期ラストでは、切ない終わり方で儚く美しい印象だったのに対し、復活のルルーシュは切なかった部分を救済してくれています。
そしておなじみ「ルルーシュが妹のために動く」も健在です。
まとめ
コードギアスは是非見るべきでしょう。
初心者が見るためのおすすめ順番は本編１期➡２期➡亡国のアキト➡三部作➡復活のルルーシュがベストです。
本編でキャラにハマったらぜひナナリーinワンダーランド OVAも観てください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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