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美女と野獣の実写版など昔の全作品まとめ!原作含め10作品のあらすじ紹介

大人気の映画「美女と野獣」ですが、1740年に原作が公開されてから今までに、10もの「美女と野獣」作品が存在しています。

認知度が高いディズニーのアニメ版や実写版映画、知る人ぞ知る暗く歪んだ愛を描いた美女と野獣、NHKでも放映されていたテレビシリーズの美女と野獣など、それぞれあらすじとともにご紹介します。

「美女と野獣」最初の原作

美女と野獣の最初の原作は、1740年に、ヴィルヌーヴ夫人によって書かれています。

ヴィルヌーヴ夫人は、フランスの作家で、プロテスタント系の貴族のもとで生まれました。

しかし、人生はそう華やかなものではなく、不幸な結婚から離婚を経験し、パリで作家活動をしていました。

ヴィルヌーヴ版「美女と野獣」のあらすじ

3人の娘と3人の息子を持つ商人が、家へ帰ろうとしたある日、道中のとあるお屋敷に迷い込みます。

そこで温かいおもてなしを受けた商人ですが、娘の1人のベルがバラを欲しがっていたことを思い出し、お屋敷のお庭に咲いていたバラを摘みます。

すると、お屋敷の主であった野獣は怒り、商人に「娘をよこせ」と言います。

罪滅ぼしとして差し出された娘のベルは、野獣に求婚されますが、断ります。

しかし、お屋敷にいたベルに「父親の命が危ない」という話が耳に入ってきて、ベルは一週間だけ父親のいる自宅へ帰ることを許されるのでした。

ベルが自宅へ戻ると「お屋敷で生活しているなんて!」と2人の姉はベルに嫉妬しています。

そして、ベルが1週間でお屋敷の野獣の元へ帰れないように仕掛けるのでした。

ベルは10日後に、野獣が死にかかっている夢をみてお屋敷へ戻ります。

瀕死の状態の野獣は「これで幸せに死ぬことができる」と言いますが、ベルが結婚する決意を告げると、野獣は本当の姿を取り戻すのでした。


美女と野獣[オリジナル版]

美女と野獣2つ目の原作

ヴィルヌーヴ夫人が「美女と野獣」を出稿した16年後の1756年には、ボーモン夫人がヴィルヌーヴ版を縮小して子供向けに本を書いています。

ボーモン夫人はフランスの中流家庭に生まれ、結婚をしますが、彼女も離婚を経験しています。

しかし、その後再婚をし、6人の子供たちと幸せになっています。

ボーモン夫人は子供の教育に熱心で、旦那とイギリスへ移り住んだ後、子供教育の一環として多くの童話を書いています。

その童話の1つが、ヴィルヌーヴ版の美女と野獣のリメイクでした。

後に公開されることとなった数々の「美女と野獣」映画の原作は、ヴィルヌーヴ版を子供向けに改善したボーモン夫人の作品となっています。

ボーモン版「美女と野獣」のあらすじ

あるお金持ちの商人のもとに、3人の娘と3人の息子がいました。

ある日お金持ちの商人が突然破産することになり、農業をしながら暮らすことになりました。

そんな中、商人である父親が遠くの港町へ出かけることになり、子供たちはお土産をねだります。

しかし、心優しい末っ子のベルは父親のお金を心配し、何も頼みませんでした。

父親が訪ねると、「では、バラの花を一本だけ」と言います。

港町へ向かった商人は結局お金が手に入らず、帰り道に森の中にある宮殿に入ります。

そこには誰もいなかったので、ごちそうを勝手に食べて眠りにつきます。

朝目が覚めると、バラのゆりかごがあったので、バラを1つもらいました。

すると、野獣が怒って現れます。

「娘の1人かお前がここへ戻ってきてここで死ぬなら許す」と告げると、野獣はたくさんの金貨を商人にもたせます。

家に帰った商人が子供たちに出来事を話すと、ベルが行くと立候補し、商人である父親は泣く泣くベルを宮殿へ置いていきます。

ベルは野獣は恐ろしい見た目とは逆に、優しい心がある野獣に気がつくようになり、もう恐れることはありませんでしたが、結婚は断っていました。

その後、父親の具合が悪くなって実家へ帰ると、意地悪な姉たちはベルを妬んで陥れようとします。

しかし、野獣の具合が悪くなって宮殿へ帰ったベルが、野獣と結婚することを決めると、魔法使いが現れて、野獣を王子様へ変えました。

その後二人は幸せに暮らしました。


美女と野獣 (新潮文庫) [ ボーモン夫人 ]

美女と野獣の昔の実写版映画 (1946年)

「美女と野獣」作品で最も昔の映画は、1946年に公開された作品です。

美女と野獣(1946年)のあらすじ

ベルは、兄の借金返済の為に財産を失ってしまった父親を助ける為に、家の仕事をあくせくしていました。

そして、そんなベルをしるベルの兄の友人はベルに結婚を申し込みますが、父親の世話をしたいというベルは断ります。

自分の財産が、息子の借金の為に押収された父は、失意の為に夜の森に迷い込みます。

その森の中で、父は魔法がかかっているお城を見つけ、その中で食べ、寝て、バラを取ります。

すると野獣が現れて、娘をよこせと言います。

ベルが野獣の元へ行くことを決心しますが、野獣を実際に見たベルは、あまりの醜さに気絶します。

目を覚ますと、何でも見ることができる魔法の鏡を見つけ、求婚をする野獣にも段々と好意を持っていくのでした。

ある日魔法の鏡で父親が酷く落ち込んでいることを知ったベルは、野獣に「どこでも行ける手袋」と「野獣の富の元のカギ」を野獣に持たされて、父親の元へ帰ります。

しかし、ベルの姉や兄弟たちは、ベルをだまして野獣の富を盗み、野獣を殺す計画を立てます。

魔法の鏡で傷ついている野獣を見たベルは慌てて野獣の元へ帰りますが、野獣はベルの腕で死んでしまいます。

すると、ローマの女神像が、城に押し入ったベルの兄の友人(ベルに最初求婚した男)を野獣へ変え、野獣は王子の姿を取り戻し生き返ります。

王子は精霊を信じない両親を信じさせる為に、野獣に変えられていたのでした。

美女と野獣の昔のテレビドラマ(1987年)

1987年には、「美女と野獣」のテレビドラマが公開されていて、シーズン3まであります。

日本でもNHK、BS2などで放映されました。

美女と野獣(1987年)のあらすじ

テレビドラマ版では、ストーリーも大幅に変更されており、主人公のキャサリンという女性が誘拐事件に巻き込まれて、死にそうになります。

そして、彼女を助けてくれたヴィンセントという男性と恋に落ちます。

その後キャサリンは「トンネルワールド」を経験し、トンネルの向こう側から助けや癒しを得ます。

キャサリンは、内なる悪魔からヴィンセントを救い出しましたが、巨大な犯罪王国の男に誘拐されてしまいます。

そして、彼女は殺されてしまいますが、彼女の息子とヴィンセントが残るというお話です。

美女と野獣の昔のアニメ版映画 (1991年)

1991年に公開された映画は、多くの方が知るディズニーのアニメ版映画です。

美女と野獣アニメ版のあらすじ

見にくい心を持つ王子が、魔法使いによって野獣に変えられます。

ガラスの中のバラがなくなる前までに、1人の女性を愛することができたら元の姿に戻れるという条件です。

お城に捕らえられた父親の身代わりになったベルは、お城の中の魔法がかかっている家具たちと交流を深めるようになり、その後野獣と恋に落ちるようになります。

しかし、父親の危険を知ったベルが街へ帰ると、街中の人々が野獣を攻撃するようになります。

最終的には、ベルとの関係で愛を知った野獣は、もとの王子の姿に戻って、ベルと幸せに暮らすのでした。

美女と野獣の昔のホームビデオ(1997年)

1997年には、美女と野獣のスペシャルエディションとして、クリスマスバージョンのホームビデオが出ています。

このホームビデオは、1991年の「美女と野獣」のその後のストーリーとして制作されています。

美女と野獣ホームビデオ(1997)のあらすじ

ベルが野獣と恋に落ちたことでお城中の魔法が解けた後のお話です。

ポット夫人が禁じられていたクリスマスのお祝いについて回想します。

ベルがお城に来てからというもの、野獣は少しずつ心を開いていきます。

しかし、自分が野獣に変えられたクリスマスを祝うことができないでいたのでした。

ベルは野獣と一緒に素敵なクリスマスを祝うことを計画しています。

すると、パイプオルガンに変えられていたフォルテが、ベルにライバル心を抱き、ベルと野獣の関係に問題を起こします。

しかし、クリスマスプレゼントを通してベルの心の優しさを知った野獣は、ベルにさらに心を開き、素敵なクリスマスを祝うことになったのでした。

美女と野獣の実写版映画の昔の作品 (2009年)

あまり知られていないのですが、2009年にも美女と野獣の実写版映画が出ています。

これは、ディズニーではなく、もう少し怖い映画として仕上がっています。

ベルは、エステラ・ウォーレンが演じています。

美女と野獣(2009年)のあらすじ

美しいベルの住む村の村人たちが次々と殺害されていきます。

恐怖の森の野獣は、残虐な事件の犯人として捕らえられます。

美しいベルと、恐怖の森の野獣の暗く歪んだ禁断の愛のお話を通して、村人残虐事件の真犯人を、ベルと野獣が追います。

美女と野獣の昔のテレビドラマ (2012年)

2012年にもテレビドラマ「美女と野獣」が放映されていました。

2012年から2016年までの放映で、シリーズ4作品。

クリスティン・クルック(ベル)やジェイ・ライアンなどが出演しています。

美女と野獣テレビドラマ(2012年)あらすじ

主人公のキャサリンは探偵で、自分の家族についての秘密を暴いていきます。

そして、激怒すると野獣の姿に変身してしまう医者のヴィンセント。

2人はミステリー組織に追われていますが、普通の恋人同士になりたいと願いながら、物語は進んで行きます。

美女と野獣の実写版映画の昔の作品 (2014年)

美女と野獣のディズニー版ではない実写版として有名な作品です。

レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセルなどが出演しています。

美女と野獣(2014年)のあらすじ

破産したとある商人は、6人の子供たちと田舎に暮らすことになります。

商人としての旅をしていたベルの父親は、在る時古いお城に辿り着きます。

そこでバラを取った為に、現れた野獣に殺されそうになります。

父親の身代わりになったベルは、父を助ける為に身代わりになるのでした。

しかし、殺されるかと思ったベルですが、代わりにベルは野獣に結婚を求められます。

ベルは拒否し続けますが、ある日夢の中で野獣に起こった悲劇を知ることになります。

そして、野獣を助けるベルは、野獣に恋をするようになるのでした。

美女と野獣の実写版映画の過去最新の作品 (2017年)

エマ・ワトソンがベルを演じた、ディズニーの美女と野獣実写版です。

最新美女と野獣の実写版映画のあらすじ

発明が得意なベルは、世間の「女は裏で雑用をする」という常識に屈せず、心の思うままに本を愛しながら生きています。

ある日父親が森で迷い、お城で暖を取った後、バラの花をベルへのお土産として取ります。

すると、そのお城の主であった野獣に捕まってしまいます。

ベルは率先して父親の身代わりになり、お城から逃げ出そうとしますが、魔法で家具に姿を変えられた人々と仲良くなるうちに、野獣に段々と心を開いていきます。

そして、大好きな本をたくさん持っている野獣に、可愛らし気をみせる野獣にどんどん惹かれていき、ベルと野獣は恋に落ちます。

その後、父親の危険を知ったベルは、野獣の許可を得て村へ戻りますが、ベルへ思いを寄せるガストン率いる村人によって、野獣は襲われてしまいます。

しかし、本物の愛を知った野獣は、魔法使いによって息を吹き返し、ベルと幸せになるのでした。

まとめ

全部で10作品にもなった「美女と野獣」。

重要なメッセージが込められている作品であるからこそ、時を越えて今もなお愛されているのだと思います。

ストーリーの内容は作品によって多少異なりますが、大事なことは「本物の愛」を知る「美しい心」であるということです。

私たちが忘れがちな大切な心を、何年にも、何作にもわたって、思い返させてくれる「美女と野獣」なのでした。

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