アニメの考察・感想・ネタバレ

【シャドーハウス】なぜ黒い?すす能力やすす病についても

2021年4月より現在アニメ放送中の「シャードハウス」について、まとめています。

シャドー家がなぜ黒いののか?、すす能力やすす病とは何かについて考察していきます。

「生き人形」という存在が出てきますが、シャドー一族の身の回りの世話する存在とだけ今回は認識してください。(機会があれば詳しく紹介していきたいと思います!)

 

【シャドーハウス】に登場する一族は顔が黒い。

シャドー一族はすすのように真っ黒い全身をしており、もちろん顔も黒く表情がわかりません

しかし貴族のような暮らしをしており、大きな屋敷や中世ヨーロッパのような貴族の服を着ております。

全身がすすように黒いとは輪郭、身長、声はそれぞれ異なっており個性があるようです。

 

また一人称は自分の名前を読んでおり、まるでその名前が自分のものであると自己暗示しているかのようです。

そしてその個性は世話をさせている「生き人形」の姿の瓜一つなのです……
(卵が先か鶏が先か?)

また「生き人形」の名付けもするのですが、自分の近い音の名前を付けます。
其の実あってないようなものです。)

主人公であるエミリコとケイトだけは事情があり、その法則から外れています。

 

【シャドーハウス】の一族はなぜ黒いのか

家名に「シャドー」とついておりますが、名前の知らない「シャドー家の人」に対し「生き人形」たちは「お陰様」と呼び、シャドー一族もお互いを「シャドー」と呼んでいます。

「シャドー」や「陰」と「黒」を象徴としている存在であり、シャドー一族が全身が黒いのは生まれ持っての性質のように感じますよね。

なぜ黒いのかの回答は先天的に黒い存在であるでしょうか?

 

またシャドー一族の皆さまは個人差はありますが、身体から「すす」を出しています(生まれてくる?)。

この「すす」はシャドーの負の感情から発生していることが多く、これを放置すると「こびりつき」や「亡霊」と呼ばれる存在になり「生き人形」たちを襲い始めます

また「すす」を掃除、収集するのが「生き人形」の仕事ですが、集めて処理すると「すす炭」と呼ばれるエネルギー源になるようです。

 

【シャドーハウス】の一族は人なのか

それでは全身がすすのように真っ黒なシャドー一族が何者なのか人なのかを語っていきます!!

ズバリ、ネタバレ全開でお答えすると「シャドー一族は人ではありません」

シャドーという存在は擬態・模倣を得意としている寄生型の「黒い」妖精モーフなのです。

 

シャドーたちの主おじい様の作り上げた恐ろしい方法により、シャドー一族という貴族に成り上がりました。

妖精モーフは基本的に自我のないふよふよしている存在のようです。

見た目は黒い半球形の体に二本の足?が生えたのような生き物?

 

そんな彼らに「生き人形」を見せ、人という存在を認識させ、擬態させます

そして「生き人形」を傍仕えという名目でふれあいをさせ、人格を形成させます。

最後にすすの能力(後述します)に覚醒したら、「生き人形」を”器”とし全身すすのような外見から「顔」を得るのです。

(寒気がしますね……)

 

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【シャドーハウス】すす能力とは何なのか

シャドー一族の正体について語ったところで、彼らの使う魔法・異能のような力、「すす能力」についてまとめていきます。

まず「すす能力」に目覚めるのは全てのシャドーが覚醒するわけではなく、覚醒したものしかその真実を明かさないルールになっているようです。

主に2パターンあり、「すす」を使った物理干渉を行う力と「すす」を「生き人形」や「人」の体に侵入させ精神干渉を行う力です。

 

これらは覚醒したばかりの「顔つき」と呼ばれるお披露目を突破したシャドーたちが分類される「すす能力」ですが、これを発展させていくと固有な「すす能力」となり、「大人」や「特別」な存在になります。

またシャドーの個人差がある生み出す「すす」の量でも、「すす能力」でできることが決まってくるようです。

「すす」の量が少ないにも関わらず、知恵を絞り、訓練をしてスゴイ「すす能力」を発揮するシャドーもいますが……

 

【シャドーハウス】すす病とは何なのか

次に「すす病」についてまとめていきます。

「すす」には催眠効果、多幸感、洗脳など色々な副作用があるようです。

「すす病」の主な原因は、「すす」から生まれる「こびりつき」が体に侵入されて発症します。

 

「すす」を過剰摂取したことによる自我の崩壊と異常な催眠作用でしょう。
(発症者はうつろな表情となり、すすまみれになります。)

そして「こびりつき」は「生き人形」の「顔」を認識し、口から侵入しようとする習性があるようです。

元々からシャドーから生まれた「すす」なので、寄生型の妖精モーフの習性が現れたのでしょう。

 

対処療法は「水」をいっぱい飲んで、体に入った「すす」を吐き出すしかないようです。

日々の「すす」の摂取での洗脳効果も同じ対処療法のはずですが、たまに肉体言語で洗脳を解いてしまう奴もいるようです……

 

【シャドーハウス】一族の顔は最終的に明かされるのか

シャドー一族の顔は明かされるのかについてですが、現在「大人」たち明かされていないのは「おじいさま」と「ジョゼフ」だけとなっています。(原作7巻まで)

基本的に「顔」は「生き人形」たちと同じなので最終的に明かされるかと言われると違和感ありますが、シャドー一族全員の顔は最終的に明かされるといって良いでしょう!(たぶん)

「生き人形」と”器”として顔を得ているわけですからね。

 

【シャドーハウス】顔の見えない人形の正体とは

シャドー一族の屋敷には「顔の見えない人形」と呼ばれる存在がいます。

生き人形が主の身の回りのお世話をするのに対し、「顔の見えない人形」はそれ以外の炊事洗濯すべてを担っています。

服を洗濯し、シャドーや生き人形問わずに洗濯済みの服を部屋まで運び、料理をじ食事を部屋まで運んでくれたりします。(屋敷の雑用係のようなもの??)

他にも貴族階級が上の者たちに指示のもと大掛かりな作業をしたりしていいるようです。
(例えば「お披露目」という通過儀礼イベントの舞台づくりなど)

 

そんな「顔の見えない人形」たちは顔を黒い布で覆っており、喋ることはありません。

その正体は「お披露目」に失敗し、主であるシャドーを失くした「生き人形」となります。

喪に服しているの暗示しているかのような恰好ですからね、頷けます。

 

一番怖いのは一緒に「お披露目」を受け突破した「生き人形」たちが、失敗した「生き人形」について何も感じていないことでしょうか?

それにも理由があり、「お披露目」に失敗した「生き人形」は30日間ある部屋に閉じ込められ、洗脳効果のある「すす」を飲まされ続け記憶と自我を破壊され、「顔の見えない人形」となります。

そして「お披露目」に突破した「生き人形」たちに対しても、同じ「すす」を用い洗脳してシャドー家への忠誠心を強められてしまっているのです。

私は「顔の見えない人形」の正体を知ったときは、恐怖を覚えスゴイ世界観だなあと思いました……

 

まとめ

「シャドーハウス」に出てくる「シャドー一族」についてまとめてきました。

なかなかのダークファンタジーですよね!(キャラはみんな可愛いのに……)

寄生型の闇妖精モーフって、魔法ファンタジー感があって宇宙から襲来した化け物より個人的に好きです。

  

原作、アニメともに主人公であるエミリコとケイトのコンビの今後の行動から目が離せません。

機会があれば「生き人形」についても語っていきたいですね……

「シャドーハウス」のファンが増える一助になっていれば幸いです。

 

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