アニメの考察・感想・ネタバレ

【サイコパス】監視官と執行官の違いは?キャラクターの降格理由についても

アニメ「サイコパス」には、公安局刑事課に属する刑事たちが登場しますが、刑事には、主に監視官と執行官という2種類があります。

今回は、監視官と執行官の違いや、それぞれに属している刑事たち一覧、執行官に降格した理由についてまとめてみました。

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【サイコパス】監視官と執行官の違い

アニメ「サイコパス」は、公安局刑事課が舞台となっている物語です。

公安局刑事課には、主に監視官と執行官の2種類の刑事がいます。

この2つの違いは何なのでしょうか?

 

監視官と執行官の違いは、権限の違いなど諸々ありますが、一言で言えば、潜在犯かどうかの違いです。

通常、公安局刑事課に配属となる刑事たちは、監視官として仕事を始めることが多いですが、刑事として仕事をしていく間に、潜在犯と認識され、監視官をクビになることがあります。

 

監視官をクビになると、本来であれば、刑事として仕事を続けることはできないのですが、今まで監視官として働いてきたという経歴があるので、社会活動の一環として、刑事の仕事を手伝うことができます。

その際に、監視官と区別するために、執行官と呼ばれるのです。

 

この場合、刑事たちが監視官から執行官に降格する理由のほとんどは、悲劇に遭って誰かを憎むようになってしまうことと言えるでしょう。

例えば、大切な人や守りたかった人が殺されて「あいつ、許さない!」などと怒りが募ると、ドミネーターは犯罪を将来起こすかもしれない潜在犯であると認識するようになります。

このように、正義感が強すぎる場合など、監視官から執行官に降格する可能性が高くなります。

  

また、もともとは監視官として刑事課に配属された訳ではなく、潜在犯として隔離されていた人も中にはいます。

こうした理由で、執行官は、「人格破綻者」と認識されることもあるようです。

しかし、潜在犯でありながら、捜査の役に立つ能力が高いことが理由で、執行官に抜擢されることもあります。

 

【サイコパス】監視官一覧:主人公たち

常守 朱(つねもり あかね):1,2期の主人公

アカネは、サイコパス第1期では、公安局刑事課の監視官に配属となったばかりの、新入りの監視官でした。

最大の特技は、感情などに流されづらく、サイコパスの色彩が濁りにくいことです。

同時に、500人もの同期生の中で自分だけA判定の適性があると認められたことから、期待の新人であったことが分かります。

 

実際に、刑事課に配属になってから、自分の正義や行動力を周りに見せつけることで、どんどん味方が増えていきました。

※3期ではあかねは監視官を何らかの理由で降りています。

3期のあかねについてはこちら↓

サイコパス3期に常守朱(あかね)は登場するの?第1話のあかねの思いについても

 

霜月 美佳(しもつき みか):SSの主人公

霜月は、第2期の新任監視官として登場した女性です。

異例の未成年監視官であり、シビュラシステムに忠誠を誓っていましたが、事件の解決を積極的に経験することで、シビュラシステムは必要ではあるが、悪はシビュラシステムから生まれてきていることに気が付き、考えを改めています。

 

※3期では霜月は課長に昇格しています。

詳しくはこちら↓

【サイコパス3】アニメ第1話のネタバレと感想!灼とイグナトフに好感!

 

慎導 灼(しんどう あらた):3期の主人公

慎導は、第3期の主人公の1人です。

特A級のメンタリストであり、追跡対象者になりきることで事件を追うことができる能力を持っています。

 

炯・ミハイル・イグナトフ:3期の主人公

慎導と同じく、3期から監視官に配属となった帰化準日本人です。

元兵士で、格闘、射撃、解析技術に優れた監視官です。

 

【サイコパス】執行官一覧と降格理由

狡噛 慎也(こうがみ しんや):部下の死をきっかけに降格

狡噛は、サイコパスの第1期で主役のキャラクターでした。

狡噛は、もともとはエリート監視官で、正義感に溢れ、頭もよく良識を持つ男です。

勘も働き、洞察力も高く、機械に支配されないようにあらゆる面で自分を鍛え上げています。

 

しかし、「標本事件」の捜査中に、部下の佐々山が殺されてしまったことで、犯罪係数が上がってしまいました。

そして、犯罪係数を下げる為のセラピーよりも、捜査を優先させたことで、執行官に降格しています。

 

ちなみに、狡噛は2期から公安局を外れています。

 

宜野座 伸元(ぎのざ のぶちか):狡噛の降格と父親の降格・死をきっかけに降格

宜野座も、サイコパス第1期では監視官でしたが、第2期では執行官に降格しています。

執行官に降格した理由は、精神力の弱さにあったようです。

 

宜野座の父親も刑事課に所属しており、宜野座は父親に憧れていましたが、宜野座の父親は、執行官に降格してしまいました。

さらに、相棒の狡噛も、監視官から執行官に降格してしまいました。

これらが理由で、宜野座は「裏切られた・置いていかれた」と考えるようになり、そこから犯罪係数が上昇していきました。

 

その後、カウンセリングを受けたものの、サイコパスは徐々に上昇していき、父親が死んだことも重なって犯罪係数が上がり、執行官に降格しています。

 

征陸 智己(まさおか ともみ):シビュラシステム導入時に降格

宜野座の父親です。

征陸ももともとは監視官でしたが、日本がシビュラシステムを導入したことに不満を抱いており、それが理由で執行官に降格しています。

 

征陸は、もともと、ベテランの警察官でした。

様々な事件に警察の第一線として活躍していましたが、シビュラシステムという機械に刑事としての仕事を奪われ、シビュラシステムを導入した警察に不満があったようです。

シビュラシステムをなんとなく受け入れる周りに流されたり、独自の見解を失うことがない尊い刑事でしたが、殉職しています。

 

縢 秀星(かがり しゅうせい):元から潜在犯

縢は、刑事課に執行官として配属になりました。

縢は、すでに5歳の時に、サイコパス判定によって潜在犯となっています。

その後、縢は隔離施設の中で育ち、執行官になることなど考えてもみませんでしたが、狡噛の同僚だった佐々山が殺された後、後任に大抜擢されたのでした。

 

しかし、シビュラシステムの正体を知った縢は、局長に殺されてしまいます。

 

六合塚 弥生(くにづか やよい):元はバンドマン

六合塚弥生は、もともとシビュラ後任の芸術家でした。

アマチュアロックバンドを組み、ギタリストとして音楽活動をしていましたが、その行動と音楽の方向性がシビュラシステムの判定に引っかかり、潜在犯と認識されてしまいます。

しかし、六合塚は、執行官の適性があったことで、狡噛に誘われて執行官となりました。

 

自分のように夢に破れ、道を踏み外す者たちを増やさないためにと、執行官として生きていく決意をしています。

 

東金 朔夜(とうがね さくや):局の策略の駒

東金朔夜は、もともとはセラピストでした。

しかし、シビュラシステムにとって不都合な人物を執行するという任務を託され、執行官として刑事課に潜り込んでいました。

東金の犯罪係数は異常に高く、マザコンで歪んだ心を持っており、アカネたちを執行することに執念を燃やしていたのでした。

 

雛河 翔(ひなかわ しょう):元はホロデザイナー

雛河は、もともとはホロデザイナー、および、リサイクル・ドラッガーであり、それらの知識と技能がかなり優れています。

雛河は、過去に重度のうつ病になったことがきっかけで、薬に詳しくなるまでになります。

しかし、自分が調合した薬を飲んだ患者が死んでしまったことで、サイコパスが悪化して潜在犯になってしまったので、執行官となりました。

 

廿六木天馬(とどろき てんま)

©サイコパス製作委員会
引用元:「サイコパス」公式サイトより

第3期に登場する執行官です。

55歳で執行官としてのプライドが高いらしく、新しく配属となった灼とイグナトフに挑戦的な態度を取ります。

執行官となった理由はまだ不明です。

 

如月真緒(きさらぎ まお)

©サイコパス製作委員会
引用元:「サイコパス」公式サイトより

第3期に登場する執行官です。

如月は26歳で、女でありながらかなりクールに振る舞うキャラクターですが、3期の第1話では、新監視官の灼とイグナトフを観察しつつ、意外と協力的です。

執行官になった理由はまだ不明です。

 

入江一途(いりえ かずみち)

©サイコパス製作委員会
引用元:「サイコパス」公式サイトより

同じく第3期に登場する執行官で、執行官となった経緯はまだ未定です。

とどろき執行官を慕っており、一緒になって灼とイグナトフに挑戦的な態度を最初は取っています。

 

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まとめ

監視官と執行官の違いは、潜在犯であるかどうかでした。

そして、執行官になる人は、精神の不安定さにより監視官から降格した人か、もともと潜在犯だったところを、特殊な能力のせいで執行官に抜擢されたかなのでした。

監視官と執行官、それぞれ隔てるべきだと考える者もいれば、共に協力するべきだと考える者もいるようです。

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