アニメの考察・感想・ネタバレ

【映像研】金森氏の名言とビジネス論!魅力についても

「映像研には手を出すな」に登場する金森さやか。

キャラが魅力的な上に、ビジネスをゼロから立ち上げる能力を持った逸材です。

今回は、金森氏のビジネス論や名言、金森氏の魅力についてまとめてみました。

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【映像研には手を出すな】金森氏の魅力

金森さやかは、「映像研には手を出すな」に登場するメインキャラクターの1人です。

このアニメの中では、浅草みどりという主人公の特徴的な喋り方ゆえにか、金森氏という呼び名が浸透しています。

金森氏は、「映像研」のメンバーの1人で、アニメ製作に関する知識はほとんどありませんが、浅草みどりと水崎ツバメの作るアニメ事業部「映像研」を大きく成長させ、お金儲けをしようと考えています。

 

単なるお金好きかと思いきや、金森氏のビジネス論はかなり真意をついていて、環境に恵まれない状態から、どんどん映像研を進化させていきます。

もしかすると、浅草氏と水崎氏だけでは、いつまでも趣味の範囲で終わっていたかもしれません。

金森氏は、理論的、かつ計画的に映像研の活動を支えることで、映像研という事業を拡大する能力を持っているのです。

 

このように、ビジネスのセンスがあり、感情に振り回されることがない冷静な金森氏ですが、浅草氏と水崎氏の愉快な想像の世界に、ちゃんとハマる時はハマって、一緒に想像の世界を冒険したりしているところが、また魅力です。

なんだかんだ言って、浅草氏の夢を応援し、夢実現を手伝っている金森氏なのでした。

 

【映像研には手を出すな】金森氏の名言

金森氏は、時々ドキッとするような名言を言うことがあります。

それらの名言は、映像研を成功させるための名言であることが多いのですが、金森氏の名言は、どんなチャレンジにも通用するものがあります。

ここでは、金森氏の名言をピックアップしてみました。

 

前途有望な若人が何をくだらんことで足踏みしてるんです!

アニメを作りたいんですか作りたくないんですか!

アニ研の入部がダメなら新たに部を作りゃいい話じゃないですか!

第1話より

水崎氏と出会った浅草氏。

アニメという映像を一緒に作るという共同作業の楽しみを知った浅草氏でしたが、いざアニメ制作に本腰を入れるとなると、成功するかしないかを恐れ、足取りが重くなります。

そんなウジウジしている浅草氏に放った金森氏の言葉でした。

 

自分がやりたいことをできる環境があるかどうかは関係なく、やりたいならやる、やりたくないならやらないと、決断はシンプルであることを金森氏は突きつけます。

そして、やりたいという気持ちがあるならば、やれる環境を作ることが可能であるということを金森氏は知っているのです。

大事なことは、やりたいという気持ちであり、気持ちがあればあとはどうにでもなるということですね。

最初の一歩が出ない時に勇気をくれる名言です。

 

我々はモラトリウムに守られているんですよ。

失うものなんてないノーリスク。

第1話

これも、映像研を立ち上げる段階の浅草氏に金森氏が放った言葉です。

私達は、何かを始める時、失うものを恐れがちですが、失うものなど、本当はないのですよね。

失うものがあるとしたら、それは不必要だったからであって、やりたいという気持ちを元に行動を起こせば、本当は手に入る物の方が多いはずです。

この言葉で、前向きであるという姿勢が大事であることを再認識させてくれるような金森氏の名言でした。

 

我々には大手スタジオのようなブランド力もないので、派手な受けの良いジャンルで勝負しないと金になりませんよ。

第2話より

お金を稼ぎたい、成功したいと思ったら、まずは自分のやりたいことをやるのではなく、人が関心を持っていることに飛び込んで、自分の存在を知らせることが大切だという意味の名言ですね。

人が注目していないところで何かをしてみても、注目を浴びるようになるのは相当大変なこと。

でも、元々人が注目しているところで少し派手なことをやれば、注目は浴びやすいということです。

 

一度注目が集まって認知されてしまえば、好きなことを好きな場所でやっていても、見てくれる人がいる。

だから、効率的な方法とは、人が今注目しているところで、目立つことをするということなのですね。

 

古来、坊主丸儲けと語られるように、元手のいらない商売の存在が囁かれておりますが、元手がない中で活動を始めるのは大変なことであります。

第3話より

「坊主丸儲け」とは、僧侶は元手がいらないので、収入の全部がもうけになるという意味の言葉ですが、実際に何もないところから新しいことを始めるのは大変なことだと金森氏は言います。

でも、金森氏は、元手がない状態からいろいろやりくりをしながらやりたいことをできる環境にしていくことが可能だと知っており、実際アニメの中でも実践しています。

つまり、何かを始めるには、多少なりともリスクを抱える必要はある。

でも、大きなリスクを抱えることは必ずしも必要ではないということを、金森氏は言いたいのではないかと思います。

 

【映像研には手を出すな】金森氏のビジネス論

金森氏の名言からも分かる通り、金森氏はしっかりとした実用的なビジネス論を持っています。

ここでは、金森氏のビジネス論についてまとめてみました。

順番に読むことで、あなたもゼロから夢を叶える方法を学べるでしょう。

 

1,先行投資

金森氏は、先行投資は必要であると考えています。

第1話では、いちご牛乳まみれになった水崎氏の制服の洗濯代を金森氏が出していました。

金森氏といえば、しょっちゅう浅草氏からお金をきっちり取り立てるような性格の持ち主ですが、めずらしく、「先行投資です」と言って自らお金を出しています。

 

この時金森氏が先行投資した理由は、お金儲けをするという自分の夢を叶えるには、水崎氏との信頼関係が必要であると考えたからだと思います。

つまり、自分の夢を叶える為に必要だと思うものには、収入を得る前からお金を投資することも大事だということです。

「Give and Take」の精神ですね。

 

お金や何かを得たいと思うのであれば、お金を出したり、何かを誰かにしてあげることを先にやることが大事であるようです。

 

2,ビジネスを始める動機

ビジネスを始める為の動機は、それをやりたいという気持ちだけです。

やりたいのかやりたくないのか、夢を叶えたいのか叶えたくないのか、それが好きなのか好きじゃないのかを自分に問いかけ、やりたければやる、好きならばやるという意外とシンプルな基準でビジネスを始めることが大切なようです。

金森氏の名言にもありましたが、金森氏は、先を心配する浅草氏に、アニメを作りたいのか作りたくないのかと問いました。

 

そして、アニメを作りたいという気持ちと希望があるならば、くだらんことで悩まずにやれ! これが金森氏のビジネス論です。

くだらんこととは、何かをやりたいと思う気持ち以外の全てを指していると思われます。

例えば、アニ研には入れないとか、自信がいまいちないとか、そういった事は、アニメを書きたいという気持ちさえあれば、どうとでもなることを金森氏は証明しています。

 

なので、ビジネスを始めるからといって気構えること無く、それをやりたいのかどうかという動機でビジネスを始めることが大切であるようです。

 

3,認知度が高い分野で注目を集める。

自分の夢を叶える、もしくはやりたいことをやると決断したのであれば、次にやることは、認知度が高い分野で注目を集めるということです。

こちらも名言の項目で少し触れましたが、例えば、浅草氏や水崎氏が自分たちの世界の中でやりたいことをやっていては、楽しいかもしれませんが、ビジネスとしては成立しません。

そのため、まずは、浅草氏と水崎氏が何をやっているのかを、人に認知してもらうことが重要になってきます。

 

人が見る機会がなければ、何をどんなに頑張っても、見てもらえないことには変わりがないですからね。

なので、まずは、自分というブランドの認知度を上げる為に、人が注目している分野で何か派手なことをやってみるのが最短最速な作戦だと金森氏は言います。

自分が本当にやりたいことは、注目されるようになってからやれば、趣味の範囲を超えてビジネスとしてできるし、作業にも余裕が出るということでしょう。

 

でも注意するべきは、良いことで目立つということです。

世の中には「炎上」のように、悪いことで派手に注目を浴びる方法もありますが、これは一定の注目であって、長続きしません。

ましてや、悪いことで注目されてしまうと、その後どんなにいい作品を作ったとしても、否定する人が増える傾向にあるという難点付きです。

なので、注目されるのは、金森氏が言っていたように、いい意味で目立つことが大切です。

 

4,自分の能力を知る。

次に、目立つために行動を起こすことが必要となりますが、そのためには、今の自分に何ができるのか、等身大の能力を知る必要があります。

例え、どんなに目立ついいアイディアがあっても、自分がそれを実行できそうにないのであれば、計画を立てる意味がありません。

なので、人前に出て目立つために、自分には何ができるのか、特技や能力、個性を知っておくことが大切です。

 

5,小さな目標を立てる。

自分の特技や能力、個性を知ったら、今度はそれを元に小さな目標を立てます。

小さな目標とは、ここは一先ず、人々に自分を知ってもらうための目立つことです。

夢を叶える時、最初から夢というゴールを達成することはまずありません。

 

例えば、「映像研」でいうならば、アニメを世間に公開してお金を稼ぐという夢は、最初から実現できる訳ではありません。

映像研が夢を叶える為にまず見据えた最初の小目標というのは、先生や生徒会に映像研を認めてもらって、予算をもらうというものです。

このように、夢を叶えるには、小目標を達成し続けることが必要なのです。

 

なので、小さな目標=派手で目立って、認知してもらえる作品がまずは大切だと、金森氏は言います。

 

6,チャレンジに必要な物を調達する。

派手で目立って認知してもらえる作品という小目標ができたら、それを実行するために必要なものを揃えます。

映像研では、アニメ制作をする際に必要な机や扇風機がなかったので、先生に必要アピールをしてタダで手に入れました。

また、アニメ制作部屋の修理補強に必要なお金は、浅草氏が落下する動画を売ったことで、お金に変えました。

そして、手に入れた物品に手を加え、お金を使って作業部屋を修復し、アニメ制作ができる環境を手に入れたのです。

 

つまり、

  • 現状ある物で使えるものは使う。
  • どうしても必要なものは、夢を叶えるのに関係ない価値あるものを売ってお金にし、夢を叶えるために費やす

ということですね。

 

こうすることで、夢を叶える環境を大金無しで作り出せるということですね。

 

7,1日の計画を立てて、実践作りに専念する。

小目標が定まり、それを実現する環境を整えたら、今度はひたすら実績作りに専念します。

映像研では水崎氏がアニメのクオリティにこだわりたいと言っていましたが、金森氏は、クオリティは2の次だと言っていました。

金森氏が何よりも優先させていたことは、小目標である、先生と生徒会に映像研を認めてもらって、予算を手に入れることでした。

 

そのため、制作するアニメはモノクロで仕上げる方向性にしましたし、発表会という納期までにアニメを仕上げることを最優先しました。

さらに、小目標を達成するための毎日の作業量と内容を随時チェックし、確実に納期までにアニメを完成させられるように計画を立てていました。

こうして、毎日の作業内容を絞り込んで着実に実行することで、「小目標を達成できなかった」という事態を回避したのです。

 

8,小目標を達成するためのヒント

小目標を達成するための日々の行動計画を立てても、計画通りに進むとは限りません。

そんな時は、常に作業計画を修正する必要があります。

そして、これ以上作業計画を改善できないと思った時は、金森氏は以下のような戦略を使いました。

  1. 先人のアイディアを活用する。
  2. 機械化できる作業は機械化する。
  3. 頼める人がいるなら頼む。
  4. 手を抜くところは手を抜く。

 

まず、アイディアや想像したものを実現するのに、時間と労力が必要となりますが、すでに同じことを成し遂げた人がいるなら、その先人のアイディアや実績を活用することも大切です。

そして、機械に任せられる作業は、機械に任せると、自分の作業量は減ります。

さらに、金森氏は、美術部に仕事の応援を頼みに行き、断られましたが、頼める誰かがいるならば、作業を手伝ってもらうのも手です。

そして、映像作りに時間がかかる過ぎることを考慮して、金森氏は、浅草氏の風景画での尺を伸ばす案を取り入れました。

 

このようなアイディアを使うことで、日々の作業量をコントロールし、小目標の達成に必死になることが大切です。

そのためには、こだわりを手放すことも必要な場合があるかもしれません。

 

9,お金にならなくてもやりたいかどうか

最後に、小目標を達成してみて、それがお金にならなくてもやりたいかどうかを見極めることが大切だと思います。

生徒会は、初め、映像研に対して良いイメージを持っていませんでしたが、浅草氏たちが必死に達成した実績と、予算がなくても行動を積極的に起こしそうかどうかを見て、予算を与えました。

このことから、夢を叶えることが、お金を得ることにすり替わっていないかどうかを確認することが大切そうです。

 

お金を手に入れるためだけに行動を起こしている場合は、長続きしませんし、いつか挫折する時が来るでしょう。

でも、好きなことをやりたいという気持ちが常に優先的にあるならば、それはやがてお金に姿を変え、好きなことでビジネスが成功するのだと思います。

 

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まとめ

金森氏は、どこでこんなにすごいビジネス論を学んだのでしょうね。

天性的なものなのでしょうか。

いずれにしても、「映像研」を見ていると、誰でも好きなことで成功するチャレンジ精神に火が付きますね。

今後も、魅力満載の映像研が楽しみです。

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