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アラジンのジャスミン役ナオミスコットの歌が絶賛される理由!歌唱力の秘密についても

大好評のアラジン実写版ですが、ジャスミン役を演じているナオミ・スコットの圧倒的な歌唱力も大絶賛の声が多数上がっています。

人気急上昇中の女優であるナオミ・スコットの歌唱力の秘密について、彼女の生い立ちや過去のバンド経験など、今回は深掘りしていきたいと思います。

アラジン実写版映画のジャスミン役を演じたナオミ・スコット

ディズニー映画の人気作品の1つ、「アラジン」の実写版が公開となりました。

アニメ版に登場したプリンセス・ジャスミンは、心の強い愛ある女性でしたが、実写版ではさらに美しく、心強い様子がナオミ・スコットによって演じられています。

さらに、ジャスミンの美しい強さを強調するかのように、実写版ではジャスミンのソロ曲である「スピーチレス」が歌われています。

ジャスミンが映画の中で歌っている「スピーチレス」という曲タイトルは、「言葉がない」という意味ですが、歌は「言葉が出ないほどの辛い境遇でも、私は泣き寝入りなんてしない!」という心の強さを歌っている曲です。

ジャスミンは映画の中で、ソロ曲「スピーチレス」の他にも、「ア・ホール・ニュー・ワールド」を熱唱しています。

アラジン実写版映画でジャスミン役のナオミ・スコットの歌が絶賛される理由

アラジン実写版映画が公開になって、ジャスミン役を演じたナオミ・スコットの歌が大絶賛されるには、2つの理由があります。

ナオミ・スコットの歌唱力

ナオミ・スコットの歌が絶賛される理由の1つは、その歌唱力の素晴らしさです。

映画を見た方なら誰でも体験したのではないかと思いますが、ナオミ・スコットが歌うシーン、特に、彼女が「スピーチレス」を歌うシーンでは、心を強く打たれます。

本当にものすごい歌唱力で、胸にジーンと響きますね。

声の美しさと、力強さと、歌に思いを乗せる方法を知っているナオミ・スコットは、華麗な歌唱力を映画の中で披露しているのです。

ナオミ・スコットは撮影中に実際に歌っている

ナオミ・スコットの歌が絶賛される2つ目の理由は、ナオミ・スコットは、映画の撮影中に本当に歌を歌っているのです。

というのは、多くの場合、俳優たちは、撮影中は口パクで歌を歌っているフリをし、後から映像の編集で歌を挿入します。

しかし、ナオミ・スコットは、映画の撮影中に本当に熱唱していたのでした。

ナオミ・スコットは、インタビューでこう語っています。

私は映画のセットの中で、何もない中でアカペラで歌っているの。

気でも狂ったかのように。

そして、さらに最悪なことは、自分だとよく聞こえないの。

他のキャストが何を聞いていたかなんて知りたくないわ。

Jimmy Kimmel Liveより

つまり、普通は歌を録音する時って、音楽スタジオとかでイヤホン付けて、音楽を聴きながら、自分の声を確認しながら録音するのですよね。

でも、映画の撮影中に歌っているので、そういう歌に関する機材ももちろんなく、セリフを言うのと同じように歌った訳です。

映画を見ている私たちからしたら、ナオミ・スコットが歌っているシーンでは、音楽が流れ、映像が楽しめ、なんら違和感はありませんが、ナオミ・スコットからしたら、撮影中のセリフの一環として、歌を熱唱することは少し違和感があったようです。

しかし、実際には「撮影中の熱唱」は大成功でした。

このように、撮影中に歌った歌がそのまま映画で使われたということが、ナオミ・スコットの歌が絶賛される2つ目の理由なのです。

アラジン実写版映画のジャスミン役を演じたナオミ・スコットの歌唱力の秘密

ジャスミン役を演じたナオミ・スコットの歌唱力が実証されたところで、ナオミ・スコットの歌唱力の秘密を挙げていきたいと思います。

ナオミ・スコットの歌唱力は生い立ちから?

ナオミ・スコットのプロフィールを深掘りしていくと、ナオミ・スコットは1993年生まれの26歳。

イギリス・ロンドン生まれの女優です。

両親はロンドンの教会の牧師で、イギリス人の父とウガンダ出身のインド系移民の母の間に生まれました。

その後、エキュメニズムというキリスト教派を超えて人々の結束を目指す思考の学校に通い、奉仕活動などを経験しています。

その学校で劇団に参加したことがきっかけとなり、ディズニーチャンネルの「Life Bites」でデビューすることになりました。

後に、2017年の「パワーレンジャー」という映画で、ピンクレンジャーを演じたナオミ・スコットは世界に名を知られることになります。

実写版映画は、「パワーレンジャー」に続く2作目の有名出演作品となりました。

現在はサッカー選手のジョーダン・スペンスと結婚しています。

ナオミ・スコットの生い立ちを見ると、社会や宗教の派によって人々に隔たりが生じるのを経験しているようです。

その為、「人間はみな仲良くあるべきだ」などのような、社会の在り方にモノ言いたい姿勢が、歌の表現力を増しているのかもしれないと思います。

ナオミ・スコットの歌唱力はバンド経験から?

ナオミ・スコットは、ロンドンのウッドフォードのブリッジ教会でユースバンドに参加していました。

ブリッジ教会は、ナオミ・スコットの両親が牧師として勤めていた教会です。

そしてなんと、2014年には「Invisible Division」というアルバムを、2016年には「Promises」という楽曲をリリースしています。

アルバム「 Invisible Division」の中の Take Me To Church

2014年にアルバムがリリースされた時は、は21歳。

既に物凄い歌唱力が伺えますね。

教会に働く両親を持つということは、おそらく讃美歌なども小さい時から歌う機会が多かったのではないかと思います。

歌に思いを乗せる方法を、小さい時から定期的に経験してきたことが、今のナオミ・スコットの歌唱力に繋がっているのではないかと思います。

ナオミ・スコットの歌唱力は歌に対しての情熱から?

ナオミ・スコットは以前、ガールズグループを結成していました。

そして、イギリスで有名なゼノマニア(Xenomania)という名の、ガールズグループと相性の良いプロデュースチームと仕事経験があるナオミ・スコットでしたが、レコーディングをした彼女の曲がリリースされることはありませんでした。

しかし、そこで自分自身の歌唱力に非があるとはとらえなかったナオミ・スコット。

自分の歌に自信を無くすことなく、歌うこと、もしくは歌に思いを乗せることを愛する姿勢が、彼女の歌唱力をさらなる優れたものにしているのでしょう。

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まとめ

アラジン実写版映画のジャスミンを演じるナオミ・スコットの歌唱力の秘密は、映画と重なる彼女の心の思いの強さ、そして、彼女の自分への自信と評価であることに違いありません。

また、「継続は力なり」とはこのことで、小さい頃から続けていることは、やはり壮絶な力になるということを立証してくれたナオミ・スコットなのでした。

私たちも、継続していく心の思いの強さがあれば、素敵な表現力を培えるということですね。

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