アニメの考察・感想・ネタバレ

アラジンの曲を歌っている日本人は誰?日本語吹き替え版アニメの曲と歌手・声優について

映画アラジンに収録されている歌はどれも素敵な曲ばかり。

音楽だけでも楽しむことができ、今までアニメ版の歌を何度も聞いてきた私たちにとって、アニメ版の声はなじみ深いものとなっていますね。

今回実写版の映画の歌を聴いて、改めて「アニメ版は誰が歌っているのだろう?」と気になった方も多いでしょう。

今回は、アニメ版を歌う日本人について曲別にまとめてみたいと思います。

アラジン日本語吹き替え版アニメの曲と日本人歌手・声優

アニメ版のアラジンを歌っている日本人歌手・俳優・声優を、曲別にまとめています。

アラビアン・ナイト(Arabian nights)

アラビアン・ナイトをアニメ版で歌っていたのは、三浦慎也さんという演歌歌手でした。

大分県出身で、歌唱力を上達させる為の指導も過去に行っていたことがあるようです。

今はあまり音楽活動はされていないようです。

一足お先に(One jump ahead)

映画の中で、アラジンが下町のマーケットで食べ物を盗んだり、お店の人や警備の人間に追われるシーンがありますね。

そのシーンでは「一足お先に」というタイトルの歌が歌われています。

アラジンの声優を担当していたのは、1993年版では羽賀研二さん、2008年版では三木眞一郎さんでした。

 

しかし、アラジンの歌う「一足お先に」を歌っていたのは、アラジン役の声を担当したお二人ではなく、石井一孝さんでした。

写真右側↓

石井一孝さんは、日本を代表するミュージカル俳優で、シンガーソングライターであり、音楽監督を務めてもいます。

東京都出身で、ロンドン出身のロックバンド「クイーン」の影響で音楽活動を始めたそうです。

東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」のマリウス役で大絶賛され、華やかな見た目と高い歌唱力でミュージカル界で有名になります。

 

また、音楽活動もしていて、ミュージカルな石井一孝さんとは一風変わったロック系の楽曲を制作しているそうです。

フレンド・ライク・ミー(Friend like me)とアリ王子のお通り(Prince Ali)

映画アラジンで、ジーニーは「フレンド・ライク・ミー」と、「アリ王子のお通り」というミュージカル風な曲を歌っています。

この曲を歌っていたのは、ジーニーの声優を務めた声優界のキング、山寺宏一さんでした。

山ちゃんという愛称で親しまれる山寺宏一さんですが、彼の「声」の才能はずば抜けていて、「七色の声を持つ男」と称賛されています。

声優、タレント、ナレーター、司会者、俳優、ものまねタレントとして活躍しています。

 

有名なところで「ウィル・スミス」「エディ・マーフィー」「ジム・キャリー」「トム・ハンクス」「デンゼル・ワシントン」「トム・クルーズ」「メル・ギブソン」など、大物俳優の日本語吹き替えを担当しています。

キャラクターでは、「ドナルドダック」「スティッチ」などの難しい声も担当しています。

山寺宏一さんは、歌も声優もナレーションも俳優もなんでもできる実力派人物だったのですね。

アリ王子のお通り(Prince Ali)のリプライズ

アリ王子のお通りという曲は、リプライズと言って、歌詞や雰囲気を変えて再度歌われています。

映画の中で始めに歌われている「アリ王子のお通り」は、ジーニーによって歌われていたので、山寺宏一さんが歌っていましたが、映画の後の方では、ジャファーが歌っています。

この時のアリ王子のお通りは、ジャファーの声優を担当した、宝田明さんが歌っています。

宝田明さんは、映画俳優、タレント、声優、司会者などを務めていて、文部省芸術祭奨励賞やゴールデンアロー賞などを受賞しています。

ア・ホール・ニュー・ワールド(A whole new world)

映画アラジンの主題歌である「ア・ホール・ニュー・ワールド」は、アラジンとジャスミンが歌うデュエット曲ですね。

アニメ版でこの主題歌を歌ったのは、アラジンの歌担当の石井一孝さんと、ジャスミンの声担当の麻生かほ里さんでした。

 

麻生さんは、女優、声優、歌手、ナレーターなど、ミュージカルや子供向けテレビ番組のキャラクターを中心に活躍しています。

 

有名な作品では、「それいけ!アンパンマン(ミス・マリーネ)」「おじゃる丸」「トイレの花子さん」「すごいよ!!マサルさん(マサルの母)」「ケロケロちゃいむ(トット)」などの声優を担当しています。

英語版のアラジン主題歌 ア・ホール・ニュー・ワールド

アニメ版映画のアラジンでは、テーマソングとして英語で歌われているア・ホール・ニュー・ワールドを聞くこともありますね。

アニメ版で歌われているテーマソングのア・ホール・ニュー・ワールドを歌っているのは、 ピーボ・ブライソン( PEABO BRYSON)と、レジーナ・ベル(REGINA BELLE)でした。

ピーボ・ブライソンは、 女性歌手とのデュエット曲で有名であり、アラジンの他にも、「美女と野獣」の「ビューティー・アンド・ザ・ビースト」も歌っています。

 

レジーナ・ベルは、ソウル・R&Bをメインに歌う歌手で、アラジンの「ア・ホール・ニュー・ワールド」でアカデミー賞最優秀主題歌賞や、グラミー賞ソング・オブ・ザ・イヤーなどを受賞しています。

 

ちなみに実写版では、ワン・ダイレクションの1人だったゼインと、ジャヴァイア・ワードという歌手が主題歌を歌っています。

まとめ

アラジンのアニメ版で歌っている日本人は、幅広く活躍している有名な声優であったり、歌唱力のある歌手の方なのでした。

サウンドトラックを聞いていると、声の質を覚えてしまって、他の声優さんが歌うといい意味で違和感がありますよね。

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