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天気の子のロケ地・舞台【東京都内編】まとめ!新宿や田端・六本木から渋谷の聖地巡礼

実在している場所を映画の中で美しく表現している新海誠監督の作品は、ついつい映画に登場した聖地なる実際の場所へ足を運びたくなってしまいますね。

今回は、「天気の子」に登場した新宿や田端渋谷や六本木などのロケ地を、地域別に徹底的にまとめてみました。

天気の子のロケ地【渋谷】の聖地巡礼

「天気の子」には、渋谷の交差点やビルなどが登場しています。

街の様子とNTTドコモ代々木ビル

天野陽菜が天気を晴れにした時、光が世界に差し込む様子が描写されていますが、この時の街のシーンは、新宿の代々木辺りです。

街の中で一番高いビルが、NTTドコモ代々木ビルで、そのビルの後ろ側にある緑が多いところが新宿御苑、写真右側の緑が多いところが、明治神宮のある新宿代々木公園です。

下の航空写真地図を、右に90度回転させ、さらに3D表示に切り替えると、映画のシーンにとても近い風景を見ることができます。

 

神社があるビル・代々木会館

天野陽菜が、古いビルの屋上にある神社に、階段を上っていくシーンがあります。

このビルのロケ地は代々木会館。

実際は、ビルの上に神社はなく、天野陽菜が上っていく外階段もありませんが、このビルは代々木に実在していました。

天野陽菜が上る代々木会館のビルの階段の奥には、NTTドコモ代々木ビルもそのまま描かれています。

 

住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目35−1

 

渋谷センター街とQFRONT

東京の若者の街「渋谷センター街」にも、天野陽菜は存在していました。

右側の黒っぽい大きなビルは、渋谷センター街にある「QFRONT」というビルです。

住所:21-6 宇田川町 渋谷区 東京都 150-0042

 

渋谷スクランブル交差点

下の写真を丁度逆さまにしたような形で、渋谷スクランブル交差点も「天気の子」に登場していました。

渋谷スクランブル交差点は、JR渋谷駅のハチ公出口を出てすぐのところにあります。

 

天気の子のロケ地【新宿】の聖地巡礼

新海監督は、「天気の子」に東京を登場させていますが、新宿のロケ地がたくさん使われています。

ネットカフェ・マンボー

「天気の子」の主人公、森嶋帆高は、離島から東京へ1人で出てきますが、住み込みでの雑誌編集社での仕事を手に入れるまで、ネットカフェで寝泊まりを繰り返すことになります。

森嶋帆高が寝泊まりしていると思われるネットカフェがこちら。

新宿にあるネットカフェの1つ、「マンボー新宿靖国通り店」です。

新宿駅東口を出て5分ほど歩いたところにあり、長時間の滞在に対応しています。

住む場所がない森嶋帆高にとっては、長時間滞在に対応している点は大事だったのかもしれませんね。

 

住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目20−5 ニューサンパークビルB1F

 

新宿オークシティ

天野陽菜が雨空を晴れ空に変えた時、光が一気に差し込む様子が映し出されますが、その中に、特徴的なビルの窓が登場しています。

このビルは、東京の新宿オークシティビルと考えられています。

住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目8−1 新宿オークシティ

JR新宿駅西口を都庁方面へ向かって行くと、ヒルトン東京というホテルのすぐ近くにあります。

 

モード学園コクーンタワーと新宿西口ビル街

もう1つ、空が晴れた後に映し出されるビルの姿が登場しますが、このビルは新宿西口のビル街でした。

画面真ん中にある、特徴的なビルは、学校法人モード学園の「モード学園コクーンタワー」。

その左手前にあるビルは、「新宿センタービル」。

新宿センタービルの左側、やや後ろに立っているのは、「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」。

新宿センタービルの左側で、手前にあるビルは、「新宿三井ビルディング」。

そして、写真の一番左に立つ緑がかったビルが、「新宿住友ビル」です。

 

モード学園コクーンタワーの右側奥に立っているビルは、「工学院大学の新宿キャンパス」。

画面右端のビルは、「京王プラザホテル」です。

 

住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目7−3 モード学園コクーンタワー

都営大江戸線の都庁前駅付近の、ハイアットリージェンシー東京、もしくは、新宿中央公園前の信号付近まで行くと、「天気の子」のようなビル街シーンを見ることができます。

 

森嶋帆高と須賀圭介と夏美が並んで歩く雨の道

森嶋帆高が、須賀圭介の編集事務所に採用された後、須賀圭介と夏美と3人で肩を並べて歩く後ろ姿があります。

この道も、新宿に実在している場所でした。

住所:〒162-0818 東京都新宿区築地町20−2 セブンイレブン新宿築地町店

東京メトロ神楽坂と、江戸川橋の真ん中あたりに、セブンイレブン新宿築地町店がありますが、このセブンイレブン前の通りが「天気の子」に登場しています。

  

新宿大ガード下

高井という刑事は、東京のある事件を追っている若い刑事ですが、映画の中には、スマートフォンを片手に、写真をみせながら事情聴取をしているシーンがあります。

この高井が事情聴取を行っている場所は、新宿大ガード下でした。

壁画の様子までそのまま描かれていますね。

住所:日本、〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目30

西武新宿駅の西武新宿ぺぺ側出口から、大ガードをくぐった反対側にあります。

 

新宿歌舞伎町ホテルセリオ

高井刑事が、とある事件の事情調査をしている時、スマートフォンに写っている事件の写真を提示していますが、その画像も、新宿に実在しているロケ地がありました。

「防犯カメラが設置されています」との注意書きがあることから、高井が持っている証拠写真は、防犯カメラから抜き取った写真だったことが分かります。

細かい、本当に細かい描写ですね。

住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目15−13 新宿歌舞伎町ホテルセリオ

東京メトロの東新宿からすぐのところで、区役所通りの手前を入ったところです。

 

歌舞伎町アタミビル

森嶋帆高は、東京で生計を立てていくために、仕事を必死に探しており、面接もいくつか受けているのですが、なかなか仕事が見つかりません。

そんな森嶋帆高が「家に帰りたくないんだ」とうずくまるシーンがあります。

この森嶋帆高がうずくまったビルは、歌舞伎町のアタミビルでした。

住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目27−8 アタミビル

 

新宿ラーメン店 天下一品

森嶋帆高が職務質問をされているシーンがありますが、その背景にあるのは、新宿にある天下一品というラーメン屋さんでした。

住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目14 歌舞伎町1丁目14−3 第103東京ビル 1・2F

天下一品 歌舞伎町店

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天気の子のロケ地【六本木】の聖地巡礼

六本木ヒルズと東京タワー

雨が降り続く憂鬱な感じの世界を映し出すシーンが「天気の子」に登場していますが、その中で、雨が降る東京の様子の1カットが、六本木ヒルズでした。

下の写真(1枚目)の中の手前にある大きなビルは、六本木ヒルズで、左には東京タワーもあります。

 

この風景は、ヘリコプターの中から撮影されたような演出になっているのですが、これに近い風景であれば、六本木ヒルズの展望台から見ることができます。

住所:〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー

 

六本木ヒルズの屋上スカイデッキ

六本木ヒルズのスカイデッキから見る景色も、「天気の子」の背景に含まれています。

天気の子のロケ地【田端】の聖地巡礼

田端駅南口付近

主人公の森嶋帆高と、天野陽菜が雨の中出会い、フェンスの前に立っているシーンがありますが、このシーンは、田端駅の南口付近がロケ地でした。

住所: 東京都北区東田端一丁目

天気の子のロケ地【その他東京】の聖地巡礼

さるびあ丸

主人公の森嶋帆高は、離島から東京へ出てきたという設定になっていますが、その森嶋帆高が離島から乗ったと思われる船は、東海汽船のさるびあ丸でした。

さるびあ丸は、夜行船で、

  • 東京・竹芝
  • 横浜大さん橋
  • 大島
  • 利島
  • 新島
  • 式根島
  • 神津島

を繋いでいるようで、船の中はゆったりと寛ぎ、眠ることができるように設備が整っています。

森嶋帆高の出身ではないかと噂されている神津島までは、おおよそ10時間ほどかかります。

 

船に乗る場所は、東京の竹芝客船ターミナルです。

住所: 〒105-0022 東京都港区海岸1-12-2

 

のぞき坂

天野陽菜が天気を晴れにした時に映し出されている、光が射し込む急な坂は、東京都豊島区にあるのぞき坂でした。

住所:〒171-0033 東京都豊島区高田2丁目12−21

東京メトロの学習院下と、鬼子母神前の間くらいにあります。

 

お台場海浜公園 展望デッキ

森嶋帆高と天野陽菜が、展望デッキからレインボーブリッジを眺めているシーンです。

住所:〒135-0091 東京都港区台場1丁目4 台場海浜公園内

実際の場所は、お台場海浜公園内にある、自由の女神の、海を前にして左側辺りになります。

まとめ

新海監督の映画「天気の子」には、数えきれないほどの実在する場所が登場しています。

そのメインの場所は、新宿、渋谷、六本木、田端なのでした。

聖地と呼ばれる実在する場所を映画に取り込んでいるのは、映画を見ていて「この場所、知っている!」とか、「なんとなく親近感が湧く!」とか、「現実に起こりそう!」と共感を感じさせる要素の1つなのかもしれませんね。

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