【進撃の巨人】エレンとクルーガーは同一人物？ミカサやアルミンの名を呼んだ理由についても

ここでは、「進撃の巨人」に登場するエレンとクルーガーについてまとめています。

二人が同一人物であるのかについてもご紹介します。

【進撃の巨人】エレンとクルーガーは同一人物なの？

結論から言うと、エレンとクルーガーは同一人物ではありません。

全くの他人で血の繋がりもなければ、交流があるわけでもありません。

「エレン」という名前から同一人物なのではないかという説が流れていますが、あくまで名前だけが同じというだけのようです。

【進撃の巨人】エレン・イェーガーとは

©諫山創・講談社／「進撃の巨人」製作委員会
引用元：「進撃の巨人」公式サイトより

作中の主人公であり、この世に蔓延る巨人を駆逐することを目的としています。

845年に超大型巨人と鎧の巨人によって壁が破壊され、目の前で母親が巨人に捕食されたのをきっかけに調査兵団に入団することを志願します。

104期訓練兵として訓練を積み、無事に調査兵団への入団を果たします。

しかし、入団前に自身に「巨人化の力」があることが発覚します。

発動されるまで気づかなかった巨人化の力にエレンを含め、誰もが驚きを隠せませんでした。

エレンは、一時は人類の敵とみなされ裁かれますが、リヴァイたち調査兵団に助けられます。

その後、自身の巨人化の力を人類のために使うことを誓います。

女型の巨人が出現した際には、ミカサたちと共に生け捕りにすることに成功しています。

また、鎧の巨人と超大型巨人が正体を現した際には「叫び」の力を人間の姿のまま発動し、無垢の巨人を一時的に操ることに成功しています。

父親の言っていた地下室にも辿り着き、そこで見つけた手記から父・グリシャが「始祖の巨人」と「進撃の巨人」を奪っていたことを知ります。

その中でも「始祖の巨人」は王家の人間でなければ発動することができないため、エレンも発動することができないことが判明します。

また、「ユミルの呪い」によって自身の寿命が長くないことも知ることになります。

その後、マーレに潜入し「戦鎚の巨人」の力を奪い継承しています。

【進撃の巨人】エレン・クルーガーとは

マーレ治安当局の役人であり、その正体は「エルディア復権派」の内通者。

規則を破り無許可で飛行船を見に来ていたグリシャを見つけ、制裁を加えた人物。

冷酷でエルディア復権のためなら同胞であろうと関係なく拷問を与え、パラディ島に連行しては巨人化させていました。

幼い頃にマーレ人に両親や仲間を皆殺しにされた過去を持っているため、その復讐に燃えていました。

また、「進撃の巨人」の継承者でもあり、楽園送りにされたグリシャを助け、「ユミルの呪い」によって死期が近いことを明かします。

その後、巨人化したグリシャに食われ「進撃の巨人」の力を継承させます。

【進撃の巨人】エレンはクルーガーを名乗っていた！

エレンは、マーレに潜入する際に偽名としてクルーガーを名乗っていました。

なぜ「クルーガー」を名乗ったのかは分かりませんが、怪しまれずに入り込むにはこの方法しかなかったのでしょう。

「エレン」という名前は一緒でも血の繋がりのない二人は、顔も似ていませんし、またクルーガーには身内がいないということも使用した理由かもしれません。

しかし、クルーガーは元は軍の重要人物として存在していた人物です。

マーレ側には、何かしらの資料や情報が残されている可能性も十分に考えられます。

そんな中でエレンはあえてクルーガーを名乗ることにしたのです。

クルーガーを名乗っても身バレしなかったことを考えると、軍の重要人物であったもののマーレ側にはそこまで重要な情報は明かされていないのかもしれませんね。

【進撃の巨人】エレンとクルーガーの記憶考察！ミカサやアルミンの名を呼んだ理由についても

エレンとクルーガーには、血縁関係は一切ありません。

しかし、エレンの父・グリシャはクルーガーとの繋がりがあります。

グリシャが楽園送りにされた際にクルーガーが仲間を裏切り、自身の正体を明かします。

自身が「進撃の巨人」の継承者であることもグリシャに明かし、その後継者に選んでいます。

そこでクルーガーから告げられた言葉に誰もが疑問を抱きます。

クルーガーは、グリシャに巨人の力を継承する際に「ミカサとアルミン、みんなを救いたければ使命を果たせ」と告げたのです。

しかし、この時点ではエレンはもちろんミカサやアルミンも生まれていません。

これは、知性の巨人に宿っている「道」を辿って未来を予知したということになるようです。

知性の巨人(鎧・超大型・女型・始祖など)には、「道」というものが存在します。

それは、継承される度に継承者に前の持ち主の記憶が流れ込むというものです。

エレンが時折グリシャのことを思い出すのもこの「道」の力が作用しているからです。

アルミンの場合はベルトルトを捕食した際に彼の記憶が流れ込んでいました。

クルーガーの場合は、グリシャの意識を通じて未来が見えたものと考えられることができます。

それを継承しているエレンにこの力があるかどうかは分かりませんが、クルーガーとエレンは意識の中ですでに繋がっていたということになるでしょう。

まとめ

ここまで、「進撃の巨人」に登場するエレンとクルーガーは同一人物なのかということについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？

過去の人物であるクルーガーは、意識の中ではエレンと繋がっていた可能性があることが分かりました。

クルーガーという人物がどういった人物なのかという詳しいことは分かっていませんが、グリシャとの出会いは運命的なものだったことが窺えます。

原作の中で何か新たな情報が解禁されるのか、注目していきたいところですね！

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