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プロフェッサーXとマグニートーの関係は?敵か旧友かをX-MENの時系列で歴史を解説

映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」が公開になっていますが、プロフェッサーXのチャールズ・エグゼビアと、マグニートーのエリック・レーンシャーが、映画の最後にカフェでチェスをしますね。

そこでエリックは「昔自分を救ってくれた旧友を救いたい」という意図の言葉を発します。

しかし、2人は映画の中でジーンを殺すか生かすかの敵対同士にもありました。

今回はこの2人の友情の過去を深掘りしてみたいと思います。

プロフェッサーXとマグニートーの関係の歴史をX-MENの時系列で解説

プロフェッサーXとマグニートーは、どちらもX-MENシリーズの主要登場人物で、どちらかが欠けるともう片方の良さもあいまいになってしまうという絶妙な関係性にあります。

さらに、プロフェッサーXとマグニートーは、X-MENシリーズの各映画の中で、敵対したり旧友(よき友)になったり、いつも立場が変わっています。

プロフェッサーXとマグニートーとの関係を理解する為には、時系列順に

映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」

   ↓

映画「X-MEN:フューチャー&パスト」

   ↓

映画「X-MEN:アポカリプス」

   ↓

映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」

と見る必要があります。

プロフェッサーXとマグニートーの関係:生い立ちと出会い(ファースト・ジェネレーション)

X-MENシリーズは、スピンオフ作品を数えなければ、全部で7作品あります。

全ての作品を時系列順に並べて、プロフェッサーXとマグニートーの関係性を最初から見てみるならば、映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」でプロフェッサーXとマグニートーは出会っています。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」では、プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)とマグニートー(エリック・レーンシャー)の生い立ちが語られています。

プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)の生い立ち

チャールズ・エグゼビアは、裕福な家庭に育ちます。

チャールズは特殊能力を持つ「ミュータント」と呼ばれる存在で、テレパシー能力を使うことができます。

ある日、チャールズの住む屋敷に、青い肌を持ち、姿を変えることができるミュータントのミスティーク(レイヴン・ダークホルム)が忍び込みます。

レイヴンと出会ったチャールズは、特殊な能力を持つミュータントは自分だけではないことを知り、嬉しく思います。

 

その後、チャールズはオックスフォード大学でミュータントの研究を始め、ミュータントの仲間を増やしていきます。

チャールズ・エグゼビアは、人類とミュータントが平和に共存することを目的として生きています。

マグニートー(エリック・レーンシャー)の生い立ち

エリック・レーンシャーは、ユダヤ系ドイツ人の中級クラスの家庭に生まれ育ちます。

ユダヤ人であることに対する差別を受け、世間からの偏見や生き延びる苦労を少年時代に経験し、ついにはナチスの強制収容所に送られます。

そこで、エリックの特殊能力「磁力を支配して地場を操ることができる力」を使って鉄門を捻じ曲げますが、その特殊な能力をシュミットという博士に見られてしまいます。

 

シュミット博士は特殊な能力を持つエリックに興味を示し、エリックの母親をエリックの目の前で殺害することで、エリックの能力の底力を見ようとします。

エリックの特殊能力は、怒りと悲しみのあまり強くなるのでした。

 

エリックが成人すると、母親を殺したシュミットに復讐する為に、元ナチスの人間を次々と殺すようになります。

そのことで、世間からは「ミュータント・テロリスト」などと呼ばれることもあり、一般的には好かれていません。

 

エリックは、自分のような特殊能力を持つミュータントを守る為に、人類の根絶を目的として生きているのでした。

プロフェッサーXとマグニートーの出会い

ミュータントの研究をしていたチャールズ・エグゼビアの元に、ある日CIAエージェントのモイラが訪れます。

特殊な能力を使う「ヘルファイア・クラブ」という危険な集団のボス、セバスチャン・ショウを知る為です。

チャールズは、自分と同じミュータントが危険な行為をしていることを知り、モイラに協力することを決め、セバスチャン・ショウを追います。

 

一方、マグニートーの復讐劇も終盤に近付いていました。

自分の母親を殺したシュミット博士の居場所を突き止めたのです。

実は、マグニートーが復讐しようとしているシュミット博士こそが、セバスチャン・ショウを名乗る男だったのです。

 

この時が、平和の為にショウの悪態を静めようとするプロフェッサーXと、復讐の為にショウを殺そうとするマグニートーの初めての出会いでした。

プロフェッサーXとマグニートーは共に戦う

プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)・マグニートー(エリック・レーンシャー)・CIA(モイラ)は、セバスチャン・ショウ(シュミット博士)を追い詰めることに成功します。

しかし、怒りで我を忘れたマグニートーが暴走することで、ショウはCIAを襲撃し、逃げてしまいます。

目的の根源は違えど、セバスチャン・ショウ(シュミット博士)を捕まえるという共通点を持つプロフェッサーXとマグニートーは、協力してショウが率いるヘルファイア・クラブと戦うことにするのでした。

 

その結果、見事にショウを倒すことに成功したプロフェッサーXとマグニートーでしたが、全てのミュータントは危険だと認識したCIAにミサイルを撃ち込まれてしまいます。

マグニートーは、自分たちに向けられたミサイルを、磁力を操ることで、CIA側へ向き直させようとします。

しかし、それを阻止しようとしたモイラがマグニートーに向けて撃ち、その銃弾の軌道をも修正しようとしたマグニートーでしたが、その銃弾はプロフェッサーXに直撃してしまうのです。

 

大きな惨劇は阻止することができたものの、人間不信なマグニートーは、「ミュータントを人間から守るべきだ」と考え、人間とミュータントは共存するべきではないという信念を持っています。

そして、プロフェッサーXは、人間とミュータントは平和に共存するべきだという信念を持っており、2人は対抗するのでした。

プロフェッサーXとマグニートーの関係「フューチャー&パスト」の時

映画「X-MEN:ファーストジェネレーション」の後は、時系列順でいうと、次は映画「X-MEN:フューチャー&パスト」になります。

この映画では、映画のタイトル通り、未来と過去のお話なのですが、2023年の未来で、プロフェッサーXとマグニートーは、異なる信念の為に敵対関係にあります。

 

しかし、ミュータントを皆殺しにしようという計画を企てている人間の存在があり、人間対ミュータントの闘いが起こっている世界は壊滅状態にあります。

そこで、プロフェッサーXとマグニートーは、またしても協力して世界の危機を救おうとするのでした。

 

しかし、人間がミュータントを恐れて皆殺しにしようと思い立つきっかけを作っていたのは、ミュータントを人間から守ろうとするマグニートーでした。

マグニートーが、人間がミュータントを怖がるようなことをしていたのです。

結局、プロフェッサーXがマグニートーをテレパシー能力でコントロールし、マグニートーは落ち着きます。

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プロフェッサーXとマグニートーの関係「アポカリプス」の時

X-MENシリーズの時系列的には、映画「フューチャー&パスト」の次は「X-MEN:アポカリプス」です。

この映画の中では、マグニートーはプロフェッサーXの説得に応じて、人間をもう一度信じてみようと改心しています。

マグニートーは、人間と平和に共存することを試み、とある製鉄所で働きながら、妻と幼い娘と平和に暮らしていました。

 

ところがある日、マグニートーが働いていた製鉄所で、地震によって事故が起こってしまいます。

仲間を助けようとしたマグニートーは、とっさに特殊能力を使って仲間を助けようとします。

マグニートーがミュータントであることを知った人間たちは、マグニートーの妻と娘を殺してしまうのでした。

 

地震が起こったきっかけは、エジプトのピラミッドで「アポカリプス」というミュータントが目を覚ましたからでした。

怒りに溺れていたマグニートーは、自分を警察に通報した工場の仲間を殺したアポカリプスの仲間になることにします。

アポカリプスは、堕落した人類を滅亡させて、ミュータントの世界を築くというマグニートーと同じ志を持つミュータントなのでした。

 

マグニートーに何が起こったかを知ったプロフェッサーXは、マグニートーに自分のところへ戻るよう説得しますが、マグニートーは聞く耳を持ちません。

しかし、アポカリプスが強力になっていき、世界やX-MENの仲間を攻撃し続けるのを見続けるうちに、マグニートーはまた改心します。

旧友のプロフェッサーX役と戦うプロフェッサーXを助け、アポカリプスを攻撃する側に回ります。

 

結局、アポカリプスは、X-MENたちによって倒され、闘いは終わります。

プロフェッサーXは、「古き友よ」とマグニートーに語りかけますが、マグニートーは「教授」と他人行儀な態度を示すのでした。

プロフェッサーXとマグニートーの関係「ダーク・フェニックス」の時

今回公開された映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」では、ぎくしゃくした関係のプロフェッサーXとマグニートーが再び仲を取り戻すようになります。

マグニートーは、人間から離れた場所で「ジェノーシャ」という島を作り、他のミュータントたちと生活をしていました。

かといって、ミュータントであれば誰でも歓迎する様子ではなく、自分の力をコントロールできずにミュータント仲間を殺してしまったジーン(ダーク・フェニックス)に、「去れ」と言い放ってジーンを追い返します。

闘い事や、大切な人を失うことにうんざりしているといったところでしょう。

 

映画ダーク・フェニックスでは、ジーン(ダーク・フェニックス)に宿る強烈な力を得ようとするヴォルグに対して、プロフェッサーXとマグニートーは協力して戦います。

そして、映画の最後では、X-MENを引退するチャールズ・エグゼビアをエリックが慰めながらチェスに誘います。

前作では「古き友よ」と語りかけるチャールズ・エグゼビアに、他人行儀な態度を示したエリックでしたが、映画「ダーク・フェニックス」では、エリックがチャールズに「古き友よ」と語りかけ、笑いあっています。

2人は強い絆で結ばれた旧友なのでした。

プロフェッサーXとマグニートーは敵か旧友か

プロフェッサーXとマグニートーは、異なる信念を持っている為、事件が起こると敵対します。

しかし、基本的にはお互いのことをよく知り合う、同士とも認め合う旧友です。

具体的には、プロフェッサーXとマグニートーには、根本的に「自分と仲間や大切な人々が幸せになる」という同じ目的がありますが、それをどう実現するかの手段が異なるということですね。

プロフェッサーXが正しいとか、マグニートーが間違っているということではなく、どちらも世界にとって必要なミュータントであるということなのでした。

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