アニメの考察・感想・ネタバレ

インデペンデンスデイに出てくる日本人俳優の正体は?日本の被害や描写がおかしい?

映画インデペンデンスデイの中で、セリフを棒読みしている日本人自衛隊役の男の人が出てきます。彼は本当に日本人なのかという疑問を解決する為に調べてみました。そして、日本が映し出されるシーンについて違和感があったのでそのことについてお話します。

インデペンデンスデイに出てくる日本人

インデペンデンスデイの映画の中に、日本人として自衛隊が登場しています。

エイリアンに対して攻撃を始めることを決めたUSAは、世界各国に、総攻撃と援護で世界が一体となることを指示します。

USAからの指示を受けた日本(自衛隊)の司令官は、「攻撃はあと5時間で始まる」と発言します。

日本が映し出されるシーンが全体的に古いからか、映画を見ながら抑揚がついた英語を聞くことに慣れたせいからか、「本当に日本人かな?」と疑ってしまうほど棒読みに聞こえる司令官のセリフ。

この司令官を演じる彼は、「Nelson Mashita」さんと言います。

ネルソン・マシタさん

お名前を聞く限り、日本とどこかの国のハーフ・ミックスなのかなという感じがしますね。

きっとそうなんでしょうね。

実は他にも映画に出演しており、テレビシリーズの「The X Files」のDr.Lim役として演じていたりします。

他にも

  • テレビシリーズ・殺人を無罪にする方法(How to get away with Murder)のGene Escobar役
  • 映画・ダークマン(Darkman)のYakitito役
  • 映画・ライジングサン(Rising Sun)の日本交渉人役
  • 映画・テリー(Terri)のRobert役

などで活躍しているようです。

ネルソンさんは、日本語がどれほど話せるのかは疑問ですが、英語はペラペラです。

実はシャイだと自分自身のことを話しており、最初から俳優になろうとしていた訳ではないそうです。

でも、大学で他の科目であまり成功できなかったので、演劇を取り入れていたところ、その時の先生が彼に本気で演劇をすることをお勧めしたそうです。

インデペンデンスデイの中の日本の描写

インデペンデンスデイの中の、日本自衛隊の司令官が「攻撃はあと5時間で始まる」と言う同じシーンですが、ここの日本のシーン、とても古く感じませんでしたか?

この映画が出たのは1996年で、古い映画なのですが、当時出たばかりに見た時も、「え?なんで日本こんなに古い感じなの!?」という印象にがっかりしたのを覚えています。

どうして古い感じがするのだろう・・・。

服装感が古い

隊員が着ている服は、作業服であると思われますが、服装がみょうに古い感じがあります。

調べてみると、インディペンデンスデイに使われていた自衛隊の服装は、1980年代に使われていたものに近いような印象を受けます。

やはり、海外にとっては、第二次世界大戦の時の印象が強いのでしょうか。

舞台セット

日本の司令官がUSAから連絡を受けた司令室?の感じがそもそも古い感じがします。

なぜか、レトロなウルトラマンの舞台セットを思い出したのは私だけでしょうか。

日本人たちが日本人ぽくない

司令室にいる日本人たちの姿が日本っぽくない感じが古さを感じさせるのかもしれません。

自衛隊の世界は、一般的な世界とは異なるので、髪形などにもルールがあるのかもしれませんが、どこか古い感じがします。

出口

出入り口のところに「出口」と書いてありましたが、これも古いですよね。

1982年以降は、非常口のサインはピクトグラムという緑の人が走っているサインに変わっています。

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インデペンデンスデイの日本の被害

インディペンデンスデイの映画では、日本の被害は大きく写されていませんが、小説版では大きな被害を受けいていることになっています。

小説版では、東京とその周辺、埼玉は横浜、また、京都や神戸などの大きめ都市が被害を受けていることが描かれています。

「冷静で勤勉さの為に危機感がない日本人」として描かれていて、世界の中で最も多くの被害を受けたことになっています。

このことから、海外からの日本のイメージが伺えますね。

真面目で働き者で、世界に何が起こっているのかにあまり興味を示さずに、一生懸命働く人々。

その仕事熱心さの為に多くの命を落とすことになるという盲目さ。

海外生活をしている私も、日本人は真面目・働き者・忠実・静か・自分を表現しないというような印象が全体的にあると聞きます。

海外生活を始めるようになって、私自身も、自分にそのような習慣があると感じるようになりましたが、海外の人からすると、やはり日本は少し異様な感じがあるようです。

海外ニュースを見ていても、「日本にはこんなのがあって、日本人はこんなことをしている」という話題が流れると、あまり好印象な感じではなく、滑稽さを興味深く観察している印象の方が強いと感じます。

それでももちろん、日本の優れた部分は評価されている訳で、だからなおさら日本は異様な感じ(つかめない感)があるのかもしれません。

いずれにしても、インデペンデンスデイには、「真面目に仕事に没頭するあまり、事態に気がついていない日本人」が描かれています。

まとめ

インデペンデンスデイを見た時は、「日本人もっとちょっと違うだろ~。セリフも棒読みだし~」なんて思っていましたが、ネルソンさんすごくいい人そうですし、映画の撮り方はネルソンさんの仕事ではないので、ネルソンさんを応援しています。

さらに、海外からの真面目でうとい日本のイメージが、インデペンデンスデイに描写されていると感じました。

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