アニメの考察・感想・ネタバレ

【ARIA】アニメと原作の違いは?どっちが面白いかについても

ARIAのアニメと原作の違いについてまとめています。

キャラクターやストーリーの違いや、アニメならではの特徴など、様々な視点でアニメと原作漫画を比べてみました。

【ARIA】原作が元になってアニメが制作されたARIA。

『ARIA』は天野こずえさん原作の漫画で、「日常のふとした幸せ」を描いた作品と言われています。

アニメの物語の舞台は原作と同じく、テラフォーミングされ水の惑星となった未来の火星、アクアのネオ・ヴェネツィアという街です。

基本的に原作と踏襲し、一人前の水先案内人(ウンディーネ)を目指す水無灯里を中心に周囲の人々との四季折々の日常を描いています。

 

第1期アニメが放映されたときは灯里たちが動き、色、音楽がついたことに感動しました…。

天野こずえさんの作品は『浪漫倶楽部』をはじめ短編集もすべて読んでいたので嬉しかったことを今でも覚えています!!

原作の漫画は読むと癒される漫画でしたので、アニメ化しても癒し効果をそのままに表現されるのか当時は不安がありましたが、今となっては『素晴らしい!』の一言に尽きますね。

 

【ARIA】アニメと原作の違いは何?

それでは『ARIA』の”原作”と”アニメ”で違いがあるのか考察していきましょう!

 

登場人物の違い

アニメオリジナルキャラクターは存在しますが、主要キャラクターは原作と同じく灯里、藍華、アリスたちウンディーネです。

ですが、”原作”と”アニメ”の大きな違いが1点あります!
(小さな違いがあれど、これが一番の違いかなあと個人的に思っています。)

それは原作最終話で登場する灯里の後輩として登場するアイが、アニメでは
第1期第1話から登場していることです!

 

アニメ化当初はまだ原作漫画も連載が続いていて、オリジナルキャラクター投入かと思っていましたが…。

原作最終回で灯里の後輩として登場したときは驚きを隠せませんでした。

 

ストーリーの違い

灯里たちを中心に周りの人々の日常が描かれているという部分は原作と同じでした。

でも実際のストーリーの内容は完全アニメオリジナルや原作を大幅に変更したものを多く含んでいました。

大幅に変更といっても季節の変更や話の導入など展開にアニメオリジナル要素を取り入れただけで大筋は原作と同じで『こういう展開もいいな!』と新鮮な気持ちで見ることができました!

 

その為、アニメ化されることのなかった原作のエピソードが多く残されることとなりましたが、個人的に良いと思っています。

(まあ、原作エピソードでアニメ化してほしいと思ったものがされなかったものが多々ありましたが…)

ここまで原作を大幅に変えた部分が見られたアニメでここまで評価され、何度もアニメ化されているのは『ARIA』だけではないでしょうか!!

(他にあったら申し訳ないです…)

 

あと原作の大きな違いですが…。

灯里と未来の後輩であるアイの文通?でのやり取りが冒頭と終わりで繰り広げられたことですかね。

 

作画の違い

原作天野こずえさんの繊細で柔らかいタッチ(個人的な感覚です!)を損なわず、アニメ化されたのではないかと思います。

まあ各期アニメ、OVAで総作画監督を全て変更している為、微妙な画風の違いが見られましたが…。

それでも原作の雰囲気を壊さず、丁寧に作り込まれていて素晴らしいアニメ化
だったと今でも思います!

 

その他の違い

他に原作との違いを挙げるとしたら、なんて言っても音楽ですね!

これはどうやっても漫画では表現できない部分です。(動きや色は何とか?)

そしてアニメで表現された音楽は…

『素晴らしい!』『作品にぴったり!』

に尽きる出来だったと思います。

 

穏やかな雰囲気、柔らかい雰囲気、神秘的な雰囲気をとても上手に表現されていたかと思います。

灯里たちの心情に基づいた音楽、街の風景に基づいた音楽、物語の状況に基づいた音楽などどれをとっても素晴らしいものでした!

これにはアニメ制作側の『ARIA』という作品に対する”愛”を感じずにはいられません!

 

【ARIA】アニメと原作、どっちが面白い?

前述しましたが…

原作とアニメの両方でオリジナルストーリーを多くを持っている為、どっちが面白いという問われると個人的に甲乙つけがたいです。

原作には原作の、アニメにはアニメの”素敵”があります。

なので「どっちが面白い?」に対する答えは「どちらも面白い!」です!!

 

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【ARIA】アニメと原作、どっちを先に見るべきとかある?

原作から入っても、アニメから入っても『ARIA』という作品の素晴らしさを堪能することができると私は考えます!

でも敢えて言うなら、原作を先に見るべきではないでしょうか?

原作漫画の方が灯里たちの感情が細かく表現されているように思えるのです。
(天野こずえさんの作品の醍醐味ですね!)

 

原作漫画では思わず、涙を流してしまった部分がアニメでは泣けなかったということがありました。

(漫画を見てここまで心が揺り動かされたのは天野こずえさん作品が初めてです!)

 

私が原作から入ってるのもあるかもしれませんが…。

原作を見て、『これはどう表現されるのかな?』とか想像を膨らませてアニメを見た経験から原作を先に見るべきと結論付けました!

まあ私もアニメからみたら、「アニメから見るべき!」と言う可能性はあると思いますが…^^;

 

まとめ

『ARIA』いう作品は漫画とアニメで異なる”素敵”を私的に届けてくれたのではないでしょうか?

未来形ヒーリングコミック(原作漫画)、ヒーリングアニメと言われるだけある作品かと思います。

アニメ放送15周年記念プロジェクトの完全新作アニメが今から楽しみでたまりません!!

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