サイコパスの霜月美佳課長をネタバレ考察!嫌われるキャラ作りの理由も

サイコパスには霜月美佳というキャラクターが登場し、3期では課長に昇格していますが、霜月というキャラクターは嫌われる傾向にありました。

しかし、私は霜月が嫌われるキャラに作られた理由に気がついてしまったのです。

今回は、霜月美佳というキャラクターについて、徹底的にネタバレ考察をしてみました。

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サイコパスの霜月美佳のネタバレ

1期に登場した時から、3期までの霜月美佳についてまとめています。

 

霜月美佳の基本情報

  • 2096年2月14日生まれ。
  • 血液型B型
  • 身長160cm
  • 優れた直感能力を持つ
  • 色相判定は常にクリアカラー
  • 学力も高い
  • 人望は薄かった
  • 18歳で監視官になるという異例の持ち主

 

サイコパス1期の霜月美佳:信念が分かる描写

サイコパスの1期では、高校生の霜月美佳が登場しています。

霜月は、名門女子校の桜霧学園の生徒でしたが、1期での登場は、今後公安局に配属になった際の、霜月というキャラクターの視点や価値観、特性を説明するためだったと言えるでしょう。

 

高校生だった霜月は、周りに流されること無く、自分の感性を大切にする女の子でした。

学園中で「素敵」だと支持されていた王陵瑠華子に対して、他の子たちと同じように尊敬の意を持つことなく、「どこか違う次元を見てるような眼が怖い」と霜月は感じていました。

実際、王陵瑠華子は殺人鬼だった訳ですが、霜月には自分の感性を自覚し尊重する能力があることが分かります。

 

しかし、王陵瑠華子ばかりにキャーキャー言う親友の大久保葦歌に嫉妬し、「王陵さんに相談に行けば」と言ったことがきっかけとなり、大久保も殺されてしまうことになります。

霜月は、自分のせいで親友が殺されたと、自分を責めることになるのでした。

 

この時に、第2期で見せる「シビュラシステムを絶対正義とする」価値観が生まれたのではないかと思います。

「悪いやつは問答無用で裁くべきだ」という思いの強さが、「シビュラシステムが悪というのなら、問答無用で対処するべきだ」という考えに繋がっているのではないかと、私は思うのです。

 

サイコパス2期の霜月美佳:嫌われるようなキャラ設定が目立つ

サイコパス2期では、新任監視官として霜月は登場しました。

シビュラシステムの在り方に疑問を抱く常守朱監視官と対象的に、シビュラシステムの絶対正義に傾倒する姿が印象的でした。

また、自身のサイコパスの色相がクリアなこともあってか、潜在犯である執行官のことを見下すような素振りを見せることも多々あり、監視官である自分の権利を重要視しすぎるような面も見られました。

 

割と強がりな面を見せる霜月ですが、自身の矛盾した正義を取り繕う為に、責任転嫁をする様や、自分の正義とは異なる正義を貫く常守監視官の邪魔をしたりと、少々幼い面を見せます。

そんなキャラクター設定から、霜月を嫌うファンの方も意外と多かったようです。

 

しかし、そんな霜月も、劇場版サイコパスの物語の中で、シビュラシステムが正義ではないということを徐々に理解し、成長と変化を見せていきます。

 

サイコパス3期の霜月美佳:革命に重要な人物

サイコパス3期では、霜月係長に昇格して登場しました。

新任の訳ありな監視官二人を怒鳴り散らすシーンもありますが、基本的には新任監視官の慎導灼とイグナトフや、常守朱や狡噛、宜野座たちと協力しながら仕事をしていくのではないかと予想されます。

 

サイコパスの霜月美佳が嫌われるキャラ設定だった理由を考察

霜月美佳というキャラクターは、嫌われることが多いキャラクターでした。

うざい、いらない、嫌いとの意見が多く上がっていたのです。

 

霜月が嫌われる理由となったのは、

  • 薄情者で常守監視官のおばあちゃんが死ぬきっかけとなってしまったことや、
  • 常守監視官の邪魔をするような行動を取ってしまったこと、
  • シビュラシステムに敬意を示している信念や、
  • 人間としての未熟さが強く残っていること

などが挙げられるでしょう。

 

霜月は無能で、性格が悪いという評判がつくことになりました。

しかし、私は、霜月の嫌われるようなキャラクター設定は、必然だったのではないかと思うのです。

その理由は、霜月ほどの嫌われるキャラクターにしか、公安局の中でのし上がっていくことは不可能に近いと思うからです。

 

霜月が嫌われる根本的な理由

霜月美佳というキャラクターは、サイコパスの人気キャラクターたちとは明らかに違うものがありました。

それは、本物の正義感が強くないということです。

 

例えば、狡噛慎也は、正義感の強さゆえ、自ら殺人鬼になることさえいとわないほどになりました。

常守朱も、自分の正義というものをしっかりと持っており、ブレることがありません。

宜野座伸元もまた、普段は表面に出さないけれど、強い正義感を持っていることがよく分かります。

 

しかし、霜月美佳に限っては、シビュラシステムに絶対正義があると信じていました。

つまり、自分自身の正義ではなく、他者の正義に便乗するかたちを取っていたのです。

それゆえ、一見無能なキャラクターに見えますが、サイコパスという物語には、自身の正義を持たないキャラクターが必要で、己の正義が弱いからこそ、霜月は嫌われることになったと、私は思うのです。

 

霜月の嫌われるキャラ設定の紐解き

なぜ、霜月が嫌われるキャラ設定の必要があったのかと言うと、自身の正義を貫くキャラクターは、結局公安局の中で昇格していくどころか、残れないからです。

 

サイコパスという物語を進める上で、狡噛は執行官に降格後、社会から外れることを自ら選びました。

常守監視官は、3期で何らかの事件に巻き込まれ、公安局を離れています。

おそらく、シビュラシステムの脅威であることが目立ちすぎてしまった結果だからかもしれませんし、正義を貫いて仕事をした結果だったかもしれません。

定かではありませんが、いずれにしても、公安局には残っていません。

 

また、宜野座伸元にしても、執行官落ちした後、3期では公安局を離れています。

このように、自ら正義を持つ者は、シビュラシステムや社会の真相を知れば知るほど、サイコパスを管理できなくなるか、公安局に残らないという選択を取る可能性が高まるのです。

 

サイコパスという物語は、シビュラシステムが栄えた社会に人々がどう向き合っていくのかを見せてくれる物語です。

シビュラシステムに対抗・反逆するには、シビュラシステム内に味方がいることが優勢となります。

なので、霜月美佳が嫌われるキャラクターに設定された理由は、己の正義感が薄く、公安局にい続けられるキャラクター、もしくは、昇格できるキャラクターが必要だったからだと、私は思います。

 

サイコパス3で霜月が課長に昇格できた理由を考察

サイコパス3期では、霜月美佳は公安局刑事課課長に昇格していましたが、霜月が課長に承認できた理由の1つには、己の正義が強くないことが挙げられるでしょう。

 

己の正義が強くない霜月は、例えば、「あってはならないこと・道理に合わないこと」に遭遇した時に、ハラワタが煮えくり返るということもほぼないはずなので、サイコパスが濁って執行官に降格する可能性は低いです。

さらに、シビュラシステムによって、「正義を選ぶか、自分の立場を選ぶか」の選択を迫られたことがあったとしても、選ぶ正義が弱いですから、自分の立場を選ぶ選択をすることが可能です。

また、正義を強く持つ他の監視官や執行官と違って、反抗的な態度を取る可能性は低いですし、自分の立ち場を優先することを選択できる可能性も高いので、シビュラシステムに嫌われて抹殺されそうになることもなく、公安局で昇格するチャンスがあるということです。

 

また、シビュラシステムや社会の真相をどんどん知ることになっても、己の正義が煮えたぎる可能性が低いので、公安局に身を置き続けることにも、ストレスが少ないはずです。

このように、霜月美佳の、「己の正義感が薄く、色んな面で公安局に残りやすいキャラ設定」が、霜月というキャラの課長昇格を可能にし、私たち視聴者の眼に「嫌な奴」として映ったのだと、私は思います。

 

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サイコパス3で霜月を課長に昇格させた理由を考察

サイコパスの制作者側が、3期で霜月を課長に昇格させた理由は、シビュラシステムが制する社会を変えるには、同じ正義のために行動できる人間が、公安局の中にどうしても必要だったからだと、私は思います。

狡噛、朱、宜野座は、公安局を離れました。

しかし、シビュラシステムが制する社会を変えなくてはいけないと行動を起こし続けることには変わりないでしょう。

 

狡噛たちは、外からシビュラシステムの更生を仕掛けるつもりでしょう。

しかし、外からだけでは、例えシビュラシステムへの反逆計画が成功したとしても、シビュラシステムを失う人間たちが混乱し、暴動が起き、パニックになることは避けられません。

これは、シビュラシステムが完璧ではないことが1期でバレた時、国民が暴動を起こしたことで容易に想像できます。

 

そこで、シビュラシステムを破壊、完全に潰すことがないように、公安局内部に同じ計画を実行する味方とうまいこと協力することが必要なのではないでしょうか?

そのために、課長という役職は、監視官よりも権限が与えられていて、シビュラシステムにさらに深く突っ込むことができますから、霜月の存在はとても大きいと思います。

 

サイコパスの総監督は、踊る大捜査線の本広克行監督ですが、霜月というキャラクターは、踊る大捜査線でいう、室井管理官の立場でしょう。

いくら下っ端の刑事が正しいことをしようとしても、限界がある。

でも、青島刑事が室井さんと繋がって正しいことをしたおかげで、かなりの進展があったと記憶しています。

 

  • 霜月というキャラクターが、管理職につくことで、強い正義感を持つ他のキャラクターたちが行動に結果を出すことができやすくなる。
  • そして、霜月の性格・キャラ設定を考えれば、室井管理官ほど眉間にシワを寄せてストレスを受ける機会も少ない。
  • しかも、霜月は、常守や宜野座とつながりがあることで、己にない正義を、彼らの正義で代用することができる。

 

以上の点から、霜月美佳の嫌われるキャラ設定と、課長への昇格は、大きな意味をなしていると、私は思います。 

 

まとめ:サイコパスの霜月を嫌い・いらないと言わないで!本当はとても重要なキャラクター

サイコパスに登場する霜月美佳は、在るべき正義感が他のキャラクターに比べて薄いことで、性格が悪そうな行動を取ってみたり、無能と感じさせる場面が多々ありました。

しかし、公安局の中で昇進できる仲間のキャラクター(霜月)がいることは、狡噛や朱、宜野座にとってはかなり大きな強みとなるはずです。

シビュラシステムが制する社会を変える為に、公安局の管理職についている人間は必要で、霜月は、公安局の管理職までたどり着くことが可能なキャラ設定を持っていたのでした。

 

霜月も、宜野座たちと同じ正義を掲げているでしょうから、今後、さらなる活躍を期待しています。

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