サイコパス3期の放送直前の24時間で行われた緊急アンケートの結果についてまとめています。
ランキングには、誰もが好きであろう話や、意外な作品も含まれていました。
サイコパスの人気作品ランキング！投票結果まとめ！
サイコパスは、奥が深い作品で、涙あり感動あり、イライラあり、興奮ありの大人気の作品ですが、3期の放送を前に、人気作品（回）のランキングが発表されました。
総票数は、20595票でした。
1位から順にご紹介します。
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第1位：第1期22話〈完璧な世界〉
堂々の第1位に輝いたのは、第1期の最終話、「完璧な世界」の回でした。
サイコパスは、1期、2期、3期、劇場版、劇場版SSと作品が並んでいますが、その中でも第1期は最も人気がある作品のようです。
第1期が最も人気があった理由は、大人気キャラクターの狡噛慎也と、公安局と対極の人間で犯罪者の、槙島聖護の影響ではないかと思われます。
槙島聖護は、免罪体質であったこともあり、シビュラシステムが支配する社会に疑問を持ち、シビュラシステムが完璧ではなく、いかに問題ばかりの社会を築いているかを証明するために犯罪を起こしていました。
また、槙島聖護は、狡噛慎也と陰陽（Ying Yang）の関係にもありました。
このこともあってか、物語の出来が非常に素晴らしく、第1期はかなりのヒット作となりました。
そんな第1期の中でも、最も人気がある回が、最終話「完璧な世界」です。
第22話〈完璧な世界〉のあらすじ
第22話「完璧な世界」は、槙島を追い続けてきた狡噛が、ようやく槙島と対面し、会話をしたり、戦う場面から始まります。
今までの執念で、公安局に身を置くことも諦め、槙島を裁くために、犯罪者になる覚悟を決めた狡噛慎也。
そして、実は自分とよく似た狡噛を挑発するように自分を追わせてきた槙島が、お互いの思いをぶつけ合うように戦闘します。
そんな2人の間に入る常森朱監視官は、狡噛が犯罪者にならず、また、狡噛の気が済むようなセッティングを用意します。
しかし、結局常守朱の計画は実現されること無く、狡噛と槙島の戦いに、決着が着くのでした。
第22話では、他にも
- 新任監視官だった常守朱の成長や強さ
- シビュラシステムの実態
- 父親である征陸智己執行官の墓場を訪れる宜野座
- 新任監視官の霜月美佳が配属になるシーン
などが含まれています。
第1期の最終話は、文句なしの傑作回でしたね。
第2位：劇場版サイコパス
人気投票の第2位は、劇場版第1作目のサイコパスでした。
劇場版のサイコパスは、「TV版のサイコパスにできない激しい戦闘をやろう」ということで制作されたそうです。
銃や火薬を使った戦闘を派手にやりたいということで、舞台が海外になったのだそうです。
海外が舞台となった理由は、もしかすると、主人公の1人だった人気キャラの狡噛慎也を物語に取り入れるためでもあったかもしれません。
劇場版サイコパスのあらすじ
日本に、海外から密入国テロ集団が侵入してきます。
テロ集団の指揮を取っている男は、どうも公安局を離れ、亡命していた狡噛慎也のようです。
常守朱 監視官は、狡噛の真意を探ろうと、シビュラシステムを導入したシーアンという国に捜査に向かいました。
シーアンへ入った常守朱は、反政府ゲリラの一員として活動している狡噛と再会します。
狡噛は、静かな場所を探すつもりで日本を出たけれど、海外は戦争ばかりで、日本ほど平和な国はなかったと言います。
さらに、日本に侵入したテロ集団を、狡噛は指揮していないとのこと。
狡噛と常守は、異なる立場から、協力をすることになるのでした。
常守朱の依頼により、唐之杜志恩 分析官は、シーアンの憲兵隊が、シビュラシステムを偽造して使用していることを突き止めます。
殺されそうになった常守と狡噛は、公安局のチームに助けられ、常守は議長になりすましていたシビュラを暴き出すのでした。
狡噛との再会を心待ちにしていた朱ですが、劇場版では、狡噛と少しいい感じになるんですよね。
TV版の第1期では、2人はあくまでも理解し合える監視官と執行官という関係でしたが、劇場版では、2人に明らかに信頼し合える仲間意識以上の感情があるように見えます。
狡噛の笑顔が見れるのも、この劇場版サイコパスです。
狡噛ファンや、狡噛と常守コンビファンにとっては、印象深い作品となったことでしょう。
第3位：第1期16話〈裁きの門〉
人気投票第3話も、第1期から「裁きの門」の回でした。
「裁きの門」と言えば、狡噛慎也 執行官が槙島とご対面し、縢秀星 執行官が殺されてしまったお話ですね。
第1期16話〈裁きの門〉のあらすじ
槙島とチェ・グソンは、シビュラシステムがある厚生省ノナタワーに到着します。
槙島は狡噛 元執行官を呼び込むために、ノナタワーの屋上階へ行き、狡噛を待ち構えています。
一方、チェ・グソンは、ノナタワーの隠された地下へ行き、シビュラシステムの真実へ近づいていきます。
そして、狡噛と常守監視官は、槙島がいると思われる屋上階へ、縢秀星はチェ・グソンのいる地下へ進んでいきます。
狡噛は槙島と派手に戦闘し、常守朱も参戦して槙島を捕らえます。
縢秀星も、チェ・グソンのところまでたどり着きますが、ここで、シビュラシステムの実態と、公安局局長の正体を知ることになり、チェ・グソンと共に殺されてしまうのでした。
縢秀星は、執行官でしたが、明るくて気立てがよく、常守朱と仲の良い好青年でした。
縢の死亡シーンでは、驚き、悲しんだ方も多いのではないでしょうか？
第16話は、槙島と狡噛の戦闘シーンがあるだけでなく、
- 縢秀星の死亡
- シビュラシステムの実態
- 局長の実態
といろんな衝撃的な話が盛り込まれている回だったので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
第4位：劇場版SS Case2
人気投票第4位の作品は、劇場版サイコパス Sinners of the System Case.2の「First Guardian」でした。
「First Guardian」は、TV版サイコパスよりも前の時代のお話なので、1期で死亡した征陸智己や、青柳璃彩も登場する、須郷徹平がメインの物語です。
サイコパスSS Case2〈First Guardian〉のあらすじ
公安局刑事課の執行官である須郷は、外務省の監視官補佐官の花城フレデリカにスカウトされます。
軍の行ったフットスタンプという名の作戦で失敗があり、大友逸樹は行方不明扱いになります。
大友の妻・燐は、妊娠していましたが、疲労と心労で流産してしまいます。
その数カ月後、武装ドローンが、東京の国防層ビルを攻撃します。
捜査を担当することになったのは、青柳監視官と征陸執行官。
容疑がかかっているのは、行方不明扱いにされていた大友と、妻の燐、そして、須郷です。
征陸、青柳、須郷は、国防の悪事と実態を明らかにすることになるのでした。
「Guardian」の魅力的なお話は、やはり、征陸ファミリーのお話の部分でしょう。
征陸の妻の状態や、征陸と宜野座の親子関係が悪い訳などが垣間見えます。
それと、「Guardian」は、須郷が執行官になったきっかけも分かるお話ですね。
「Guardian」を見ると、TV版サイコパスに登場する須郷にもっと親しみがわくようになります。
第5位：第1期21話〈血の褒賞〉
人気投票第5位は、またしても第1期の21話「血の褒賞」でした。
第1期の最終話の1つ前の回ですね。
第21話「血の褒賞」は、とっつぁんこと、征陸智己が死亡する回です。
第1期21話〈血の褒賞〉のあらすじ
人気投票第3位となった16話で確保された槙島ですが、その後逃亡し、第21話ではウカノミタマウィルスを使ったバイオテロを実行しようとしています。
公安局を離れた狡噛と常守監視官が合流し、再度協力しながら槇島を追い詰めていきますが、槇島と最初に遭遇したのは、宜野座監視官と征陸智己 執行官でした。
槇島は罠を仕掛けており、宜野座がその罠に引っかかったことで、大きなコンテナの下敷きになり、父親の征陸と同じように、片手を失うことになります。
槇島を捕らえることにかろうじて成功しそうだった征陸でしたが、槇島が宜野座にダイナマイトを投げたことで、征陸は槇島を取り逃し、宜野座を助けようとして爆発に巻き込まれてしまいます。
今まで親子の確執があった征陸と宜野座でしたが、親子の絆を再確認し、宜野座は征陸の死に心痛めるのでした。
征陸は、常守朱や狡噛にもかなり親しまれ、ファンの間でもかなり人気があったキャラクターでした。
父親である征陸の死をきっかけに、宜野座はメガネを外したり、執行官としての生き様を確立したりと、様々な面で変化を見せることになります。
征陸の死の回は、涙なしでは見れない話なのでした。
まとめ
人気作品の投票結果をご紹介しましたが、全ての作品には狡噛が登場しているので、やはり、狡噛の人気はかなり高いと言えそうです。
狡噛が登場していなかった第2期は、1つもランクインしていませんでしたね。
また、第2期では、犯罪者のカムイが槇島ほど愛されることがなかったようで、大人気作の第1期と並ぶことはなかったようです。
第1期は全体的にクオリティが高い作品でしたが、これまた愛されキャラだったとっつぁんや、秀星が死んでしまった回は、ファンにとって特に忘れられない回となったようでした。
サイコパス。
何回見ても面白すぎます。
