【怪物事変】隠神と飯生の関係は？敵か味方か

よく狸と狐は比較されることが多いですよね？

そばとかうどんとか、食べ物でも対になっていますし笑

怪物事変に登場する隠神と飯生もそれぞれ狸と狐の怪物です。

はたして、二人は敵なのか味方な同士なのか？

真相を探ってみました！

【怪物事変】隠神とは

隠神は狸の怪物で、東京で隠神探偵事務所の所長をしています。

探偵事務所といっても、オカルト専門。

人間と怪物の間に立って、両者間で起こったトラブルを私的に解決するのが隠神の役目です。

ちなみに隠神は狸の怪物だからなのか、たれ目が特徴的です。

また、お尻にはかわいい狸の尻尾もついています。

狸の姿に変幻することも出来るようです。

というよりはむしろ人間の姿に変幻していると言う方が正しいかもしれませんね。

【怪物事変】飯生とは

飯生は狐の怪物で、警視として警察に所属しています。

怪物でありながら、警察に強い権力を持っていて、人の心を掌握しています。

一応、表向きは人間サイドから、怪物の起こす事件に対処することが飯生の役目です。

見た目は色気ムンムンなお姉さまという感じなのですが、怒った時の飯生は手が付けられません。

気に食わないことがあった時には人間を食らうことも…

「逆らわない」「怒らせない」のが飯生とうまくやるコツかもしれません笑

また部下の狐たちに対しても、成果を上げなければまったく興味を示さないという冷徹さを持ち合わせています。

【怪物事変】隠神のお店の看板は飯生が作った！（第2巻）

隠神探偵事務所の入り口には、狸のマークの看板があります。

この看板の光には怪物を引き付ける効果があり、怪物の力で害をうけた人間を引き寄せる効果もあるのだとか。

それによって、怪物に関連した仕事が舞い込んでくると言う仕組みになっているそうです。

そしてこの看板を作ったのは飯生。

シキが夏羽に飯生が作ったと教えてあげていました。

しかし狸の怪物である隠神と、狐の怪物の飯生は本来あまり仲の良い怪物ではありません。

隠神と飯生の関係については、シキにも「仲がいいのか悪いのか分からん」と言われてしまうような不思議な関係のようです。

【怪物事変】隠神と飯生は敵同士の可能性を考察

ここからは、隠神と飯生は敵なのか味方なのかについて掘り下げていきたいと思います。

まずは、二人が敵であると言う可能性を考察していきます。

もともと怪物だった頃は、そこまで仲が良くなかったわけなので、本来は互いに敵だと思っていたのかもしれません。

しかし人間と怪物とのトラブルを防ぐため、同盟関係を結び持ちつ持たれつと言った関係になっています。

けれど飯生が夏羽の持っていた命結石を力づくで奪おうとしたので、少しずつ状況が変わっているようにも見えます。

自分の理想の世界のために、なんとしても命結石が欲しい飯生。

最初は強引に奪おうとして、事前に隠神に感づかれてしまい未遂に終わります。

この裏切りによって、隠神に貸しを作ってしまった形になった飯生は、手を変えて命結石を手に入れようとしました。

奪えないのなら、夏羽自らに命結石を差し出してもらおうと考えたのです。

しかし、隠神は飯生のことをお見通しといった感じ。

何度も隠神にかわされてしまいます。

ただ飯生は隙あらばいつでも狙っている状態ではあるので、飯生が再び同盟関係にひびを入れた場合は敵同士になると思われます。

【怪物事変】隠神と飯生は味方同士の可能性を考察

次に隠神と飯生が味方同士という可能性について考察していきます。

一つ言えるのは、ビジネス上の関係としては、味方と見てもいいのかなと思います。

飯生は警察の中にいるので、怪物関連の事件が起こった場合、すぐに気づくことが出来ます。

しかし警察という人間の社会の中にある組織にいる分、動きにくい場合もあります。

そんなときすぐに動けるのが、探偵として行動している隠神です。

実際に、飯生からの仕事で隠神が動くことも多いようなので、怪物の起こす事件を解決する上では、2人は味方同士という風にも見ても良いと思います。

まぁおそらく仕事以外では、正確も全然違う二人なので、お互い分かり合えないと思われます。

なのでビジネスパートナーというドライな関係ぐらいがちょうどよいのではないでしょうか。

【怪物事変】結論：隠神と飯生の関係とは

怪物にまつわる事件を解決すると言う点においては、隠神と飯生は味方同士ともいえると思います。

しかしお互いが決めたルールを守らなかった時は、間違いなく敵対関係になるはずです。

そもそも飯生は、人間を「支配したい」と考えています。

一方で隠神は、人間と「共存したい」と考えています。

ここに2人の人間に対する大きな考え方の違いがあるので、どちらか一方を優先すると敵対せざるを得ない状況になってしまいます。

しかし支配も共存も「人間とトラブルにならないように、うまく過ごしたい」という風にも捉えることが出来ます。

そうすると広い意味では、二人の考えはまったく正反対とは言えないのではないでしょうか。

なので結局、「敵でもあり味方でもある」というのが、二人の関係を表すちょうどいい言葉なのかもしれません。

まとめ

狸の怪物の隠神と、狐の怪物の飯生。

二人は人間の世界で起こる怪物関連のトラブルを解消するために、互いに同盟を組んでいます。

しかし特別仲がいいわけではありません。

人間に対する考え方は異なり、飯生は「支配」、隠神は「共存」を目指しています。

ただし「人間とトラブルを起こさないように暮らす」という点でみると、共通している部分もあるのではないでしょうか。

物語が進むにつれて、二人の関係も変化していっているので今後の展開にも目が離せません！