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【呪術廻戦】正しい死の意味を考察!おじいちゃんの死に方についても

「俺は何にビビッている?」

夜の学校を前に、 虎杖悠仁は自身が何に怯えているのかを自問し、「死」に怯えていると自答しました。

 

祖父の死に触れ、今まさに身近な人あるいは自身が死ぬかもしれない状況で、
それらの「死」の違いは何かを考えます。

「爺ちゃんは正しく死ねたと思うよ」
「こっちは間違った死だ」

 

前者は祖父の死について、後者は呪いから先輩を救出した際の想いです。

虎杖悠仁は「正しい死」をどう結論付けたのでしょうか。

 

【呪術廻戦】正しい死とは

言葉として定義されたのは第6話の伏黒恵から虎杖悠仁への窘めの言葉からです。

概念としては前述の通り、学校での事件を契機に虎杖悠仁は死の正しさについて考え、自分なりの結論を有しました。

 

「だったらせめて自分が知ってる人くらいは正しく死んでほしいって思うんだ」

第1話で虎杖悠仁が伏黒恵に対して放った言葉が上記のものです。

このときから「正しい死」について感覚的に定義し、人を助けることで正しい死に導くことに、虎杖悠仁は固執していきます。

 

「正しい死」とはいったいどのような死のことを指すのか、どのように結論付けたのかを身近に起きた虎杖悠仁の祖父の死から考えていきます。

 

【呪術廻戦】悠仁のおじいちゃんの死は正しい死だったのか?

「オマエは大勢に囲まれて死ね」
「俺みたいにはなるなよ」

虎杖悠仁の祖父は自身と同じような死に方を虎杖悠仁に望みませんでした。

 

祖父視点では自身の死は虎杖悠仁の言葉を借りると「正しい死」ではなかったようです。

 

「短気で頑固者」
「見舞いなんて俺以外来やしねぇ」
「『俺みたいになるな?』」
「確かにね」
「でもさ」

しかし、虎杖悠仁は祖父の死を「正しい死」と考えました。

 

祖父は病室で虎杖悠仁という家族に看取られて亡くなりました。

その死は穏やかであり、死ぬことへの恐怖は見受けられませんでした。

このことから祖父は自身の死を受け入れていたと思われます。

 

生前の行いは詳しくはわかりませんが、少なくとも虎杖悠仁に対して深く愛情を持って接していたと考えられます。

虎杖悠仁は祖父へのお見舞いを欠かさず、花を持参し、また両親に興味がないほどに祖父を家族と認めていることから、祖父からの愛情を理解し、自身もまた祖父へ恩義や愛情を感じていることがわかります。

 

「オマエは強いから人を助けろ」

祖父が虎杖悠仁へこの言葉を発したのは自身は人を助けることができなかった、
だから大勢に囲まれずに死ぬことになったという、自身の反省点を虎杖悠仁に伝えたかったのかもしれません。

 

しかし、虎杖悠仁を見れば祖父は虎杖悠仁の成長を助けたことがわかります。

大勢ではなかったけれども祖父は虎杖悠仁を救いました。

祖父は「正しい死」を迎えたのです。

 

【呪術廻戦】悠仁が思う「正しい死」とはどういう意味かを考察!

虎杖悠仁は祖父の死を正しかったと考えました。

そして祖父の遺言通りに人を助けることで「正しい死」に導こうと考えます。

1巻を通して、虎杖悠仁が考えた正しい死とは具体的にどういうことなのかを考えていきます。

 

考察1:人を助けること

祖父にとっての正しい死は人助けをする生き方を選択し、亡くなることでありました。

祖父自身は人助けをしたつもりはなかったのでしょうが、虎杖悠仁からしたら自分を育ててくれた祖父に自身は助けられたので、祖父の死は正しい死であったと感じたのでしょう。

だからこそ祖父の遺言通り人助けをする気持ちが強く、学校での先輩救出に加わったのかもしれません。

 

祖父は人助けをすることを願い、実際に自分を助けた、だから自分も人助けをしようという考え方だったのかもしれません。

ですが、それだけだと学校で先輩を呪いから救出した際に「間違った死」と判断したことの説明がつきません。

 

考察2:生き様で後悔しないこと

呪術高専学長の夜蛾正道からの問いに最終的に出した答えです。

それまでは恐らく感覚的に死の正しさを判断し、祖父の遺言だから人助けをするという考えだったのかもしれません。(「まあ自分でもよく分からん」と発言しています。)

 

そこから考え、生き様で後悔したくないという結論を出しました。

祖父の死に際は後悔している様子がなかったため正しかったと思ったのでしょう。

 

また学校での出来事は、不意に呪いを呼び出し、そのまま亡くなってしまったら先輩たちは後悔するだろうと判断して「間違った死」と判断したのでしょう。

この学校のときに虎杖悠仁が死に対して恐怖していたのは、死ぬことにより生き様を果たせないことだったのかもしません。

 

まとめ

「死」に対する考え方が多い物語でありますが、死は結果であり、その死に至るまでに「どのように生きるか」が本作のテーマの一つであるように思えます。

 

虎杖悠仁が生き様で後悔したくない生き方を選択し、釘崎野薔薇が自分らしくあることに命を懸けており、各登場人物の生き方の哲学に触れられるのが本作の魅力です。

伏黒恵や五条悟は生き方に対してどのような考えを持っているのかも気になるところです。

 

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