エレシュキガルも仲間になって敵対する三女神同盟も残るはゴルゴーン一柱のみ。
第七特異点の旅もクライマックスに差し掛かりましたが、冥界で突如現れてエレシュキガルを真っ二つに斬ったフードの老人!
彼はいったい何者なのでしょうか!?
その正体をネタバレ解説します!!
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【FGOバビロニア】謎の老人の登場
FGO絶対魔獣戦線 バビロニア Episode 13『さよなら、冥界の女神』では、冥界の女主人ことエレシュキガルと対決します。
賢王ギルガメッシュやイシュタルの援護を受け、マシュは決死の防御宝具「いまは遙か理想の城-ロード・キャメロット-」でエレシュキガルの攻撃を弾き返し、激闘は決着を迎えます。
決着後、藤丸立香の優しい言葉に触れてついにエレシュキガルが仲間になろうとしたその瞬間、満面の笑みで振り返ったエレシュキガルを突如一刀両断に斬り伏せたのはフードの老人。
唐突な出来事に思わずイシュタルが飛び蹴りを入れようとしますが、イシュタルの攻撃は老人をすり抜けてしまいます。
「私が斬ったのは命にあらず、あの者(エレシュキガル)の同盟の契りなり」と言う老人の言葉通り、実はこの老人が斬ったのは三女神同盟の契りであり、エレシュキガルは無事でした。
【FGOバビロニア】謎の老人はジウスドゥラ!?
この老人、以前にも登場しましたね。
Episode6『天命の粘土板』にて、ギルガメッシュの命を受けて捜索していた藤丸立香一行。
クタ市にて捜索をする中、突如冥界に迷い込んでしまった藤丸立香。
冥界の住人たちに囲まれて大ピンチとなっていた彼を救い、生者の世界に送り返し、あげく天命の粘土板まで持たせてくれたのが「ジウスドゥラ」と名乗るこのフードの老人でした。
この時マーリンは「ジウスドゥラか・・・あるいは『ジウスドゥラ』の役割に近い何者か」という発言をしています。
アニメでは描かれていませんが、ゲームアプリではここでロマニが以下のように解説を加えます。
ジウスドゥラというのは、シュメルの伝説における人類絶滅の大洪水を生き残った唯一の『人』の名だ。
旧約聖書でいうところのノア。
ギルガメッシュ叙事詩ではウトナピュシュテムが相当する。
世界の終わりを見、そして深淵の守り番となった人物。
『世界の終わりを警鐘する者』、あるいは『全ての死を看取ったもの』と言える。
カルデアでは最初、第七特異点に存在する「ジウスドゥラ」本人ではないか?とも推測したのですが、実際は本人ではありませんでした。
【FGOバビロニア】謎の老人の正体は「山の翁(キングハサン)」!
老人の正体は「山の翁(キングハサン)」です!
ロマニのセリフにある”『世界の終わりを警鐘する者』、あるいは『全ての死を看取ったもの』”がヒントになっているのですが、アニメ『Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線 バビロニア』から入った人には面識がないですよね^^;
というのも、山の翁(キングハサン)はバビロニアの1つ前の第六特異点で初登場して活躍をしたサーヴァントなのです。
それが第六特異点で結ばれた縁を辿って、藤丸立香を助けるために特異点を越えてわざわざ助けに来てくれたのです!
そんなサプライズ演出要員の特別なキャラクターだったため、老人の正体が山の翁(キングハサン)と明かされる瞬間は、ゲームアプリユーザーの間では非常に盛り上がる展開だったのです。
しかし、第七特異点だけ切り取ったアニメ版では、少々伝わりづらい存在ですよね。
ということで、この山の翁(キングハサン)がどんなサーヴァントかも紹介します!
【FGO】山の翁(キングハサン)はグランドクラスを持つ最強のアサシン!!
「山の翁」とは、11~12世紀に活動していた人物で、イラン中西部のアラムート城砦を拠点に自らの教派を築いた暗殺教団「山の翁」の初代首領。
暗殺教団がアサシンとして成立した後、『山の翁』という名前が称号に成り代わったあと、誕生した最初のハサン・サッバーハが「山の翁」なのです。
そして、山の翁(キングハサン)はなんと冠位の器を持つグランドクラスのサーヴァントです。
グランドサーヴァントとは、人間(霊長)と、人間によって築き上げられた文明を滅亡させる大災害、七つの人類悪を滅ぼすため、天の御使いとして遣わされるその時代最高峰の七騎のサーヴァントのことです。
通常のサーヴァントが「個人に対する英霊」ならば、グランドサーヴァントは「世界に対する英霊」とされ、各属性の頂点に立つものがグランドクラスとなります。
つまり、通常の聖杯戦争で登場する七騎のうち、アサシン(暗殺者)のクラスで最強の強さを持つのが山の翁(キングハサン)です。
宝具は対人宝具の「死告天使(アズライール)」
何の変哲もない大剣による斬首ですが、“山の翁”が生涯振るい続け、信じ続けた信仰が染みついているため、どんな強敵にも即死の危険性を与えるという非常に強力なものです。
他のFateシリーズとの繋がり
Fateシリーズで「山の翁(キングハサン)」自体が登場するのは2020年1月現在、『Fate/Grand Order』のみです。
しかし、「ハサン・サッバーハ」という名前はFateシリーズでいくつか登場しています。
Fate/stay nightでは「呪腕のハサン」、Fate/Zeroでは「百貌のハサン」、さらにまだアニメ化はされていませんが、小説Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツでは「静謐のハサン」というサーヴァントが登場します。
ハサン・サッバーハという名前は教団の教主に代々襲名されてきたものであり、聖杯戦争においてはこの名前を襲名した複数のハサンの中から誰か1人が召喚されることになっています。
この歴代当主は19人いたとされており、それぞれの秘技に応じて「●●のハサン」という異名で呼ばれているのですが、その中でも初代当主が「山の翁」と呼ばれる存在です。
彼はハサンの中でも特別な存在で、代々のハサンがその長としての役目を果たせないと判断されたとき、その長を殺すという使命があるため「山の翁にとっての山の翁」「ハサンを殺すハサン」ということから「キングハサン」と呼ばれています。
つまり、歴代のFateシリーズで登場してきたアサシンクラスの「ハサン」の親玉にあたる最強のアサシンが「山の翁(キングハサン)」なのです。
まとめ
今回は冥界でエレシュキガルを真っ二つに斬ったフードの老人の正体が「山の翁(キングハサン)」であるということを紹介しました!
アニメ『Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線 バビロニア』から入った人には少々わかりづらい存在かもしれませんが、既にアプリをプレイしている人にとっては屈指の人気キャラで、活躍するシーンを待ち望んでいるユーザーも多いと思います!
また、『Fate/Grand Order』の中での初登場は第六特異点「神聖円卓領域 キャメロット」!
こちらは2020年夏に劇場版アニメの公開が決定していますので、「アプリまでは手を出せない」という視聴者の皆さんも、山の翁(キングハサン)の登場シーンを堪能することができますよ!