ビースターズのハルが嫌い?ウサビッチと呼ぶ前に理解したい本当のハルを考察

アニメ「ビースターズ」が放送されて早々に登場したウサギのハルですが、ヒロインなのに、まぁ、嫌われています。

でも、ハルはただのウサビッチな訳ではないと思うのです。

今回はハルが嫌われる理由や、ウサビッチになった理由について考察してみました。

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ビースターズのハルが嫌いな人が多い!?

ビースターズの主人公はオオカミのレゴシで大人気ですが、ヒロインのハルは好き嫌いが分かれているようです。

その理由の中には、ハルはウサビッチだからという理由があるようです。

物語の中でも、ハルの男グセが悪いという理由で、学校中の女子生徒に嫌われています。

 

ハルがウサビッチと呼ばれ嫌われる理由

ハルは、アニメ第1話で、他の女生徒たちに虐められていました。

その理由は、ハルについての悪い噂が立ったからです。

悪い噂とは、ウサギのミズチの男とハルが浮気をしたという噂でした。

 

ミズチには恋人がいましたが、ハルがその恋人とキスしたことで、ミズチたちは別れることになり、ミズチはかなり激怒しています。

真相は、彼の方からキスをしてきたというハルですが、真実にかかわらず、ミズチはハルを敵対し、ハルが嫌われるような噂を皆にばらまいたのです。

 

さらに、第2話ではレゴシにかなり積極的に近づいたハル。

男と関係を持つことに積極的なハルは、他の何人もの男とも関係を持っている様子です。

こういった理由で、ハルはウサビッチなどと呼ばれ、嫌われることになったようです。

 

ビースターズのハルは本当の自分を分かってもらえなくて苦しんでいるキャラクター

ハルは、本当の自分を誰も理解してくれないことに苦しんでいるキャラクターなのだと思います。

いつも1人孤独で、でも大丈夫なフリをしていますが、本当は、誰かに本当の自分を分かって欲しいと思っているのではないかと思うのです。

 

でも、今までは、本当の自分を受け入れてくれる人は誰もいなかった。

もしくは、誰かに頼ることができなかった。

だから、誰にも心の内を知られることなく、強がって生きるようになったのだと思うのです。

そして、強がることの1つの要素が、ウサビッチになることだったのではないでしょうか?

 

本当はウサビッチでいることを楽しんでいる訳ではないけれど、ウサビッチになることで、自分の強さを証明しようとしているのだと、私は思います。

もう少しハルというキャラクターを理解するために、ハルの心中が分かるお話を深堀りしてみたいと思います。

  

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ビースターズの嫌われ者・ハルの心中

ハルは、虐められても女々しくなることがありません。

それよりも、1人で強く生きていくことに必死になっています。

でも、本当は、そんな状況を喜んでいる訳ではないことはすぐに分かります。

ハルの心中が分かる表現を、まとめてみました。

 

レゴシに襲われる:あいつらに見られなくて良かった

レゴシは、肉食獣の本能をコントロールすることができずに、ハルを襲ってしまいます。

ハルは絶体絶命のピンチに陥り、レゴシの腕の中でふと考えていることがありました。

それは、自分をイジメている他の女生徒に「こんなところ(襲われているところ)を見られていなくて良かった」ということです。

 

普通なら、「ぎゃー食べられちゃう!どうしよう!怖い!」と思ったり、「死」について考え始めたりするような瞬間なのに、ハルは、「いじめっ子たちに見られていなくて良かった」と感じています。

つまり、ハルは、死を恐れるよりも、人に見下されることを恐れているのです。

 

「とりあえず、あいつらがここに居なくて良かった・・・本当に良かった」と、不幸中の幸いとでも言うかのように、「いい気味」とか「痛い目にあうと思っていたわ」などといじめっ子たちに言われなかったことを唯一考えていました。

これ、結構個性的な状況ですよね。

「弱い自分を見られなくて良かった」と胸をなでおろすハルは、自分を強く見せることにかなり力を入れているということが分かります。

 

自分の鼓動で体が揺れる

校内に自分の悪い噂が広まったことで、食堂で座る場所を確保できなかったハルは、外で1人ご飯を食べることになります。

でも、原作では、「小動物って、たまに、自分の鼓動で体がどうしようもなく揺れて、身を任せていると、そのまま倒れてしまいそうになる」とハルは言っています。

これはきっと、小動物だからじゃなくて、とてもドキドキしているからなのではないかと思います。

 

おそらく、校内中に嫌われていることに、本当は酷く傷ついているのではないかと思います。

でも、普段はとても強がっており、「虐められてもなんとも感じないわ」なんて言っています。

 

本当は人に悪く言われて「どうしよう」と動揺することで、心臓がドキドキしているのに、それを認めずに、「小動物だから心臓の鼓動に震えることがある」なんて自分に言い聞かせています。

弱い自分を一切認めたくないのですね、ハルは。

 

ハルの利用された人生

ハルは、自分の人生を「しょうもない人生」と言っています。

ずっと色々な奴のエサであり続ける人生だった、とハルは言います。

ウサビッチになる前は、男に対して純情な思いを持っていたことがあるようですが、いつも裏切られることになってしまったようです。

それ故、「男なんで所詮、体の関係だけを求めているんでしょ」と割り切るようになってしまったようなのです。

 

ハルが割り切っていれば、男に裏切られて傷つくことがないですもんね。

 

ハルは、「オスたちはみんなこの顔を見て、守ってあげたいとか、俺がそばにいなくちゃとか、勝手に思い込んでやってくる。でも、幻想と違うと分かると食い散らかして去っていく」と言っていました。

つまり、男は「ハルのことを大事に思っているよ」という素振りで近づいてきて、ハルは「この人運命の人かも?」なんて(ちょっと大げさかもですが)トキめく訳です。

でも、女は体だけではなく、面倒くさいこともあるのだと知ると(感情とか、男と違うように考えるところとか)、男は去っていくということなのでしょう。

 

こうして、男は女である自分の体に興味を持つくせに、女の性質や内面などに興味を持たないことに絶望感を感じ続けたハルは、かなり傷つき、でも「好きって言ったじゃない!」なんてすがりつくこともできずに、「私だって感情無しで男と関係を持つことぐらいできるわ」と強がっているのだと思います。

 

ハルは、良くも悪くも、感情的になってしまう自分は弱くて、弱い自分は傷つくだけの人生になってしまうので、感情的にならないように、強くなるように、頑張って自分を作り上げて、強がって生きているようです。

 

ビースターズのハルは、本当はこんなキャラ!

ハルの本当の姿は、とても感性豊かなキャラクターなのだと思います。

可愛い見た目と同じように、愛らしい心を持ち、本当はとても傷つきやすい子で、悲しい感情をもう2度と経験したくないという強い思いを抱える為に、強がって生きているようです。

人を信じやすく、裏切られたことでも酷く傷つき、信頼関係とか、人間関係すら面倒くさいことだと今は割り切っているのでしょう。

 

でも、だから、いつも本当の自分を出せないでいます。

悲しいとか、辛いとか、好きな思いを相手に分かって欲しいとか、そういう本当の自分を出さずに、「何ともないわ」なんて強がっているのです。

だから、自分の人生を「しょうもない人生」なんて言い、強さの証としてウサビッチになり、アニメの最初の方では、希望が見られないハルが描写されているのだと思います。

 

でも、レゴシと出会ったことで、ハルは希望を見いだせるようになります。

レゴシはハルにとって、ハルが待ち望んでいた、心が分かるヤツのようなので、アニメ第3話以降、ハルは少しずつ本当の自分を許すようになっていくのではないかなと思います。

そして、心の分かるレゴシと出会って、自分と同じような心ある者を守っていきたいと強さを見せていくのだと思います。

 

まとめ

ビースターズのハルは、学園内や一部で嫌われるキャラとなっていますが、その理由は、ウサビッチであるからのようです。

でも、ハルがウサビッチである理由は、ハルがそういう女だからなのではなく、弱い自分を強く見せる1つの手段であるのだと、私は思います。

ハルには幸せになって欲しいものですね。

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