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ボーダーライン:ソマリア・ウォーのネタバレあらすじを結末まで解説!感想についても

 
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映画「ボーダーライン:ソマリア・ウォー」は、ジェイ・バハダーというジャーナリストの実体験を記した本が映画化されたものです。

ソマリアという国で出逢った人々との絆や、私たちとは異なる世界観、ジャーナリストとして成功するまでなどのネタバレあらすじ内容を結末まで解説し、感想についてもまとめました。

ソマリアという国で出逢った人々との絆や、私たちとは異なる世界観、ジャーナリストとして成功するまでなどのネタバレあらすじ内容を結末まで解説し、感想についてもまとめました。

ボーダーライン:ソマリア・ウォーのネタバレあらすじ

映画「ボーダーライン:ソマリア・ウォー」は、ジェイ・バハダーという名のジャーナリストが書いた自伝「 The Pirates of Somalia: Inside Their Hidden World(2011)」が映画化したものです。

ジェイ・バハダーの自伝「 The Pirates of Somalia: Inside Their Hidden World」は、バハダーがプントランド・ソマリア国で、数か月間海賊と生活を共にし、その様子を本にした実話です。

主人公のジェイ・バハダーとジャーナルの始まり

バハダーは、カナダのトロントで1984年に生まれます。

そして、バハダーは、マリオ・サヴィオという「自分の思いを世間に聞いてもらう為に行動を起こし続けた男」に影響を受けます。

ジャーナリストになることを夢見るバハダーは、トロント大学で学びます。

 

大学卒業後は、バハダーは、雑誌記者になりたくて、多くの面接を受けましたが、ことごとく断られ続けます。

ジャーナリストとして働きたいのに働けないバハダーは、マーケティングの仕事をプロのジャーナリストが仕事をするかのように振る舞うのでした。

 

ある時、バハダーは、ひょんなことからハバダーの尊敬する大物ジャーナリストのシーモア・トルビンに出会います。

トルビンに「あなたのファンです」と伝えたバハダーは、「君もジャーナリストか?」と聞かれます。

バハダーが「ジャーナリストになりたいけれどなれないから、ハーバード大学に入学して学ぼうかと思っている」と明かすと、トルビンは、「これほど意味のない案はない」と言います。

トルビンはバハダーに「本物のジャーナリストになりたければ、学校でジャーナリストになることを学んでなんかいないで、実際にクレイジーな場所へ行って経験をしろ」と言います。

 

胸を打たれたバハダーは、クレージーな場所を、タイミングよくニュースで見た「海賊がいるプントランド・ソマリア国」に選びます。

トルビンの応援も得て、バハダーのソマリアでの海賊を追及する旅が始まるのでした。

バハダーのソマリアでの体験記

ソマリアは、バハダーが生まれ育ったカナダとは大きく異なり、新しく知ることだらけです。

知らないことや気になったことはガイドや現地の人に何でも聞き、メモに書き残していきます。

バハダーは、ソマリアの変わったドラッグや、インターネットはあるけれどキャンプスタイルと同じようなアパートなど、カナダでは経験できないことを次々と経験していきます。

 

他にも、「異なる世界観」「パイレーツに対する異なる見解」「なじみのない宗教観」「異なる信念」などに次々と出会うことになり、バハダーは、何も知らない子供のように興味深々にいろいろなことを理解しようとします。

多くのことが新鮮なソマリアですが、多くの危険が潜んでいるソマリア。

あらゆる危険にさらされつつ、危険を恐れることなく次々とソマリア人にアプローチしていき、様々な情報を集めていくバハダーでした。

 

しかし、そんなさなかに、トルビンが紹介してくれた雑誌社がバハダーにコンタクトを取ってきて、バハダーの記事を載せることができないと伝えます。

バハダーはソマリアに取材に来たことが全て無駄になったとがっかりし、挫折感を覚え、ガイドのアブディに相談します。

アブディは、バハダーが驚くほどのポジティブ思考でバハダーを友として支えるのでした。

 

しかし、その後も、「船の写真を撮ったら1000ドル払う」との雑誌社のオファーをみすみす逃すことになり、八方ふさがりになります。

さらに追い重なるように、ソマリアでの危険なニュースを聞いた両親がバハダーにコンタクトを取ってきて家に戻るように言います。

 

そして、今まで身の安全を護衛してくれていたソマリアのチームも、危険すぎるからバハダーをカナダへ送り返すと言います。

せっかく危険な思いをして命をかけてここまできたので、何としても「結果」を出したいバハダー。

バハダーは、ガイドのアブディの助けを借りて、護衛無しでソマリアに残ることを決めます。

ボーダーライン:ソマリア・ウォーの結末ネタバレ内容

数々の危険を冒し、挫折感をたくさん味わったバハダーですが、現地の人との絆も経験しました。

バハダーの経験を記事として載せてくれる媒体はありませんでしたが、「先入観のないありのままのソマリアを世界に知って欲しい」というソマリア人の願いを受け取り、なんとしてでも自分の経験を世間に公開しようと、バハダーは心に決めます。

バハダーがソマリアを去る日が来ると、みんなバハダーとの別れを惜しみつつ、友情を感じるのでした。

 

飛行機へ乗り、半年ぶりに携帯電話のスイッチを入れると、様々なメディアから「バハダーの経験を扱いたい」というオファーメールが殺到していました。

バハダーはそのオファーの多さに驚きます。

さらに、驚いたことに、バハダーはCSIS(戦略国際問題研究所)のスタッフに空港で足止めされ、「協力して欲しい」と頼まれるのでした。

全て無駄になるかと思われた、誰も目を向けない「命がけの経験」が、大成功になるのを経験したバハダーなのでした。

ボーダーライン:ソマリア・ウォーを見た感想

私がよく知らないソマリア国について明かされている映画「ボーダーライン:ソマリア・ウォー」は、とても面白い映画でした。

そして、実話なので、とても興味深い。

映画から目を離せる瞬間がありませんでした。

 

映画の中で胸を打たれたものはたくさんありましたが、その中でも一番胸を打たれたのは、盲目になっている私たちの目を覚めませるようなソマリア人の世界観でした。

例えば、映画の中で、ソマリア人がバハダーに「どこから来たの?」と聞くと、バハダーは「カナダ」と答えます。

すると、ソマリア人は、「オバマが統括している国か」と言い、「それはアメリカ、僕はカナダ」とバハダーは答えます。

 

ですが、この会話で見える世界観の違いは、「国の大統領が自国を統括していると考える西洋人(東洋人)」と、「ソマリアの外の国はアメリカが統括しているととらえるソマリア人」というところです。

確かに、例えば、日本は総理大臣が日本を統括しているように考えることもできますが、アメリカに事実上支配されていると考えることもできますよね。

他の国も、大統領が自分の国を統括しているととらえることもできますが、事実上アメリカに従っている国もありますよね。

こういう意味で、「カナダ人=オバマが統括している」(大統領は代わっていますが)ととらえているソマリア人は、物ごとの実質を私たちよりよくとらえることができているのかもしれないと思いました。

 

それと、プロのジャーナリストのトルビンの言葉「勉強してないで経験しろ」、この言葉はまさに的を得ていると思いました。

どれだけ頭が良くても、経験値が少なければ、私たちは何にもなることができないのです。

人生は、RPGのようなものですね。

経験値を上げれば、様々なものを手に入れることができるようになりますが、経験をしなければ、どんなにゲームについての知識があったところで、ゲームをしたことにはならず、何も手に入らないのです。

映画「ボーダーライン:ソマリア・ウォー」は、私たちが目を覚まして世界を見ることができるきっかけをつくってくれる作品であり、人生とは経験が全てだということを思い出させ、勇気をくれる作品だと思いました。

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